ここ数日、ATLASのPDSが賑わってきた。誠に喜ばしい限り。
さてさて、パソコン通信のPDSって何だろうか。最近は雑誌などでその効用や能書があふれており、今更、私なんかがあれこれ考えて言うことも無い。ただ私なんかもアマのプログラマのはしくれと思っているのだが、全国には自称プログラマが大勢いるわけで、自分で作ったプログラムを発表するという観点から過去を振り返ってみるに、そのチャンスは、パソコン専門雑誌に投稿するぐらいしか手だてが無かった。しかも、全国から力作が雑誌社に集まるわけで、雑誌掲載のひのめを見るのは、極々限られたものであった。このような情勢で、随分と闇から闇に消えてしまったプログラムがさぞかし多く有ったことと思われる。
ところが、今やパソ通のおかげにより、PDSという形で誰に遠慮することなく、自作プログラムを迅速に発表することが出来るようになった。この発表の道が開かれているという事、この効果は非常に大きいものがあるように感ずる。力作も、駄作も、分け隔てなく人の目に触れ、評価を受けることができる。いわゆるプログラムの作成のしがいがあるということ。これこそが、日夜パソコンのプログラム作りに携わっているものとしての喜びである。