六甲山ハイキング 新神戸(布引・市が原)〜摩耶山〜凌雲台〜紅葉谷〜有馬温泉 2006.10.22

     先日の18日には、鈴蘭台駅から、菊水山、鍋蓋山、大龍寺、市が原と歩き、布引を経由して新神戸に戻りましたが、今回は、市が原から摩耶山までを歩くことにしました。市が原からは、六甲全山縦走路の難所中の難所である稲妻坂、天狗道を通ることになります。この難所で疲れてしまい摩耶山からは歩けないだろうと思っていたのですが、......
     果たして、ハイキング歴2回、3回目の徒行で無事あるけるものやら。

    新神戸駅9:45駅構内の自販機で水を調達、トイレを済ませて、さぁ出発。
    ハイキングコースに入った直後の急な石段が、ウォーミングアップ不十分な身体にこたえる
    布引の滝(雄滝)  写真だけ撮ってさっさと先を急ぐ
    見晴台10:00 ここに着いた時、団体のハイカーがここを出発、この先の渋滞が心配。
    写真だけ撮って休まずに出発
    布引貯水池10:13 貯水池に向かう上り坂で案の定渋滞。
    貯水池の周遊道路で渋滞を追い越す
    市が原10:27 - 10:35先日、菊水山から歩いて来た所。ここでトイレ休憩、ペットボトルのミルクコーヒーを購入。
    ここから摩耶山に向かう
    稲妻坂(鉄塔の下)10:55 稲妻坂途中の鉄塔の下、ハーブ園や神戸市北区方面を眺む。菊水山頂上が遠くに見える。
    六甲全山縦走路の中でも最大の難所といわれるだけに、稲妻坂を登るのはつらい。どっと汗が吹き出す。
    天狗道(学校林道の出合)11:16 - 11:20 稲妻坂を登りきった所。右に向かうと学校林道を下ることになる。この先から天狗道が始まる。
    小中学生を連れた団体が休憩していた。摩耶山に登りきるまでには、この子達に追い抜かれるだろうと思いながら、団体より先に出発する(途中で抜かれたのですが、引率の男性の一人が遅く、この人を待つために立ち止まっていたので抜き返すことができました)
    この天狗道は、登ったと思ったら下りの繰り返し。登りでへとへとになった後の下りは心地よいが、下った分、また登るのかと思うと気分が滅入ってしまう。
    地獄谷出合11:48 地獄谷からの出合い。摩耶山頂まではもうすぐ。
    摩耶山(掬星台)12:00 - 12:30 ハイキング3度目の初心者にしては以外と早く着いたものだなと感慨もひとしお。
    ここで持参したおにぎりで昼食。当初予定(ここへの到着は13時前後を予想していた)では、ここから摩耶ロープウェイ、摩耶ケーブルと乗り継いで神戸の街へ降りるつもりでしたが、時間も十分あるし、歩き足らないので、次なる行程を思案します。
    ここからロープウェイ・ケーブル沿いの一般路を歩いて下山するか、凌雲台方面まで歩いて六甲ケーブルで神戸に降りるか、そこからロープウェイで有馬に降りるか、色々考える。
    一応、六甲全山縦走路に沿って、一軒茶屋まで向かい、そこから魚屋道(ととやみち)で有馬温泉に降りることにする。途中疲れて歩けなくなった時は、ロープウェィを使えばいい。
    そうと決まれば長居は無用、次の摩耶ロッジに向けて歩き出す。
    アゴニー坂と車道の出合  摩耶ロッジ(オテルド摩耶)前の道を縦走路の道標に従って進むと、アゴニー坂に出る。
    急な坂道だがここは下りなので楽なもの。
    暫く歩くと車道に出る。
    摩耶自然の家 車道を摩耶自然の家に向けて歩く。ここの入り口を過ぎて少し行ったところで、標識に従って右手の縦走路に入る。
    ここから車道に出るまではずっと坂道。急坂ではないが疲れきった足にこたえる。もう足が動かない。
    三国池手前の車道の交差13:18 坂道を登りきると車道に出た。まっすぐに行けば三国池。
    池には向かわず車道を歩いて丁字ヶ辻に向かう。
    丁字ヶ辻〜六甲山ホテル13:42 体を休めるつもりで、無理せずたんたんと車道を歩く。
    丁字ヶ辻を過ぎて六甲山ホテルの前までくると記念碑台ももうすぐ。
    記念碑台13:47記念碑台の見学はしないで通過。
    ゴルフ場  記念碑台を過ぎて、少し行った所を右に折れてゴルフ場方向に進む。
    暫くするとゴルフ場に到着。防護網で囲まれたゴルフ場の中の道を進む。
    みよし観音14:10 みよし観音にて写真を一枚。
    この先の坂を登った所がガーデンテラス(凌雲台)。
    六甲ガーデンテラス14:15 - 14:32 ガーデンテラスに出る。ここでソフトクリームを食べながら小休止。
    六甲山頂を目指して歩きはじめる。
    極楽茶屋跡14:46 ほどなくして極楽茶屋跡に出る。
    ここの道標では、ここから山頂までまだ2.8km、紅葉谷経由有馬までが4km。山頂から有馬までも4km程はあるだろうから、山頂を経由すると有馬に到着するのは早くても17時頃。暗くなってからの到着となる。
    空は曇り模様。ここは紅葉谷経由で早めに有馬に下ることにする。
    紅葉シーズンには、紅葉谷を歩いてみようと妻と話をしていたので下見も兼ねて下山する。
    紅葉谷  もみじの美しい所かもしれませんが、まだ紅葉には一月余り早くて木々は緑が多いです。
    この道ですが、凄い傾斜です。幸い下りですので歩行は楽ですが、逆にこれを登るとなると勘弁してくれーと言いたくなりそうです。
    有馬からロープウェイで登って、ここは下りで歩いた方がもみじをゆっくりと鑑賞できそうです。
    湯槽谷の出合までの2.2km、急な傾斜が ずっと続いていました。
    湯槽谷の出合15:36ここからは、車も通れるゆるい傾斜の広い道を下ることになります。
    ロープウェイ有馬温泉駅15:55 湯槽谷の出合を過ぎたあたりから左手方向頭上にロープウェイが見えてきたと思ったらもう有馬温泉駅に到着です。
    有馬温泉駅から温泉街に向かいます。
    有馬温泉街  金の湯前です。日曜日の夕刻ですが観光客がたくさんいました。
    金の湯前の広場の一角にあるスタンドバーで、持参していたクッキー、みかんを肴に黒ビールをぐっと一杯、疲れた体にビールがうまい。
    16:40発の神鉄電車で帰宅。帰宅後、自宅近くの温泉「すずらんの湯」で疲れた体を休め、早めにベッドインしました。

     歩いた距離:17.4km