船坂橋〜船坂谷〜白水山〜白水峡〜十八丁橋 2007.9.2

      朝起きて見ると空はどんよりと曇っている。天気予報では曇り後晴れとのこと。雨の心配はなさそうなので六甲の山歩きに出掛ける。

      有馬温泉から阪急バスに乗り舟坂橋バス停でバスを降りる。船坂橋の西詰から船坂谷を遡行する。途中に見た老ケ岩が想像していたよりも小さくちょっと拍子抜けする。

      昨夜来の雨で笹や木々の葉に雨滴が残り、シャツやズボンがずぶ濡れとなる。周囲はガスっており湿度も高く乾燥する間がないのでズボンの裾に水が溜まる。

      川床や川沿いの道を歩くのだが、随所にテープや石のペンキマークがあり道に迷うことは無い。後半は、谷を大きく高巻く山腹の道歩きであった。

    有馬温泉から蓬莱峡経由宝塚行きのバスに乗る
    舟坂橋バス停で下車し、
    有馬方面に少し戻る


    船坂橋を渡り谷沿いの道へと
    左折して進む。
    看板のある所を左に進む
    船坂谷上流(六甲山頂)はガスの中だ。
    雨が降っていなければ良いのだが。
    老ガ岩に着く。


    そんなに大きな岩では無い。
    もっと大きな岩を想像していたのでちょっと拍子抜け。
    川上の滝に辿り着く。右手の林の中の巻き道へと進む。
    巻き道は、滝の背後の大きな堰堤も一緒に巻くため急登だ。


    川上の滝と背後の堰堤の巻き道から川床に降りてくる。
    前方に小さな滝が見える。
    前方右手の川沿いの道に進む。


    枝谷との分岐。右に進むと枝谷。
    ここは、前方、向こう側へと渡渉する。
    古い堰堤が現れる。雨の心配は無さそうだが、周辺はガスっている。右の巻き道に進む。


    大きな堰堤の手前に兵庫登山会設置の指導標識があった。
    ここから後40分。左手の斜面が登り口だ。ここからは谷を離れ山腹の巻き道を進む。


    道の途中にあった「DETOUR」の看板。
    ここにもあった。
    急なガレを下る。


    枝谷の源頭部分を横切る所にあった「DETOUR」の看板。
    ここの「DETOUR」は錆び付いている。
    おなじみの事故車を左に見る。後、少しだ。


    ドライブウェーとの出合いに着く。
    ここカーブNo112の看板に所。
    車道向かいから見るとこんな感じの所。ここから縦走路を西に進む。

      ドライブウェーを西に進み、旧車道の市境界看板の所から白水尾根に取り付く。この尾根道、白水山までは笹藪の道で藪こぎ状態で進む。

      既にずぶ濡れのズボンが更に濡れる。暫くして靴底に異変を感じる。靴の中がずぶ濡れ状態のようだ。

      ズボンの裾に溜まった水を靴下がどんどん吸い込んでいるようだ。化繊のズボン、化繊の靴下なので毛細管現象により水が靴の中へと吸い込まれている。

    後鉢巻山トンネル手前で旧車道へと右に進む。
    西宮市と神戸市の境界に立つ看板の裏から白水尾根の道に取り付く。


    最初の三叉路。ここは左に進む。道案内札もあり迷うことは無い。


    頂上らしき広場に着く。
    白水山頂上だ。

      白水山頂上にて昼食を取りながら、靴を脱ぎ裏返して見るとどっと水が流れ出た。靴下も絞るとたっぷりと水を含んでいた。雨の後の山歩きには防水対策が必要だと反省する。

      頂上で休んでいると、3人のパーティがやってきた。ここから船坂谷に下るというので白水峡との分岐点まで道案内をしてもらうことにした。

      いつもは一人で歩いているので3人の後を付いて歩くことに何か違和感を感じる。白水山からの下り道は、笹道ではなく普通の尾根道で快適に歩くことが出来た。

      この頃になると天気も予報どおりに晴れ間となり、道の途中から遠方を良く望むことが出来た。白水峡と船坂谷の2つ目の分岐で道案内の礼を述べ3人のパーティと別れる。

    白水山頂上には、四等三角点もある。
    頂上から下ること10分程で、船坂谷への最初の分岐に着く。
    左:白水峡へ、右:船坂谷へ


    途中開けた所から北西方面の景色を望む。
    手前右手に白水墓園が見える。今からあそこまで下ることになる。


    こんなガレ場の尾根に出てくる。ガレを登った先が、船坂谷への2つ目の分岐。
    左;白水峡へ、右:船坂谷へ
    分岐点から後ろを見下ろす。写真中央、ガレと森の境の暗い所から出てきた。

      白水峡の道は、バッドランドの崖っぷちに沿った道であった。道の左手は普通の山の様相であるが、右に少し背伸びして見るとバッドランドの荒々しい姿が望める。

      バッドランドを東から西にぐるりと半周するかのように道は続いていた。途中、踏み跡が浅くなり2箇所程で進路取りを誤り、行きつ戻りつしたが、何とか道を辿ることが出来、十八丁橋バス停近くに無事降り立つことが出来た。

      帰りのバス待ちの時間つぶしに目の前の白水峡墓園の展望台に立ち寄って見た。

    分岐点から後ろを見上げて見る。白水山頂上が見える。


    ガレの尾根を少し下って行くと3つ目の分岐に出る。
    左:白水峡へ、直進:船坂谷へ
    分岐を左に進む。案内札がある。


    道は白水峡のバッドランドの上に出てくる。この後、バッドランドの崖に沿って道が続く。
    深く切れ込んだバッドランド。


    ぐるりと回ってから見るバッドランドの様子。


    有馬街道との出合い。向かいは白水峡墓園。
    車道向かいから出合いを見る。あの看板の向かって右手の所に出てきた。十八丁橋バス停は西に50m程の所にある。


    バス待ちの時間つぶしに白水峡墓園の展望台に行って見る。白水峡、白水尾根、十八丁尾根を望む。


    十八丁橋バス停からバスに乗り有馬温泉に向かう。



     各地点の到着時刻、所要時間は次のとおり。

    船坂橋バス停 9時23分出発
     〜(24分)〜老ケ岩 9時47分通過
     〜(14分)〜川上の滝 10時1分通過
     〜(34分)〜兵庫登山会指導標のある所 10時35分通過
     〜(46分)〜ドライブウェー出合い(No.112) 11時21分通過
     〜( 9分)〜白水尾根取り付き(市境界看板のある所) 11時30分通過
     〜(34分)〜白水山 12時4分着、12時39分発(35分休)
     〜( 8分)〜船坂谷分岐1 12時47分通過
     〜(19分)〜船坂谷分岐2 13時6分通過
     〜(11分)〜船坂谷分岐3 13時17分通過
     〜(41分)〜有馬街道車道出合い 13時58分通過
     〜( 6分)〜白水峡墓園展望台 14時4分着、14時21分発(17分休)
     〜(10分)〜十八丁橋バス停 14時27分着


     万歩計による歩数:19,400歩
     歩いた距離:約7.2km


    今日歩いたコース。