阪急芦屋川〜鷹尾山〜荒地山〜黒越谷〜芦有ゲート〜弁天岩・ナマズ岩〜阪急芦屋川 2007.9.8

     今日は、芦屋近辺の山歩きをしようと、荒地山に登ることにした。

     阪急芦屋川駅から芦屋川沿いに北に向かう。高座の滝方向に道を取り、住宅街の中で右折し、鷹尾山方面に進む。

     鷹尾山の登りは、急登な坂道である。ふーふーあえぎながら頂上に辿り着く。頂上はこじんまりとした広場で見晴らしが良い。

     鷹尾山から尾根伝いの道で荒地山を目指す。荒地山手前の岩稜帯に来るまでに2箇所、高座の滝や高座谷へと下る分岐があった。

    阪急芦屋川駅からスタート
    ここの分岐を左に進む。
    正面に見えているのが鷹尾山だ。
    急登な坂が予想される。


    ここの角を右に曲がる。
    真っ直ぐに行くと高座の滝だ。
    建物横の鷹尾山への取り付きへと進む。


    鷹尾山頂上に着く。
    サンテレビとNHKのサテライトがある。
    鷹尾山頂上に立つ一本の大木。


    鷹尾山を下った先の鞍部にある
    高座の滝への分岐。
    滝への道は、震災後付け替えられたようだ。
    分岐点に立つ公設道標。


    高座谷へと下る分岐。
    分岐点に立つ公設道標。
    下り道の案内が良くわからない。


    3つ目の送電鉄塔の下。
    眺望が良く、少し足を休める。

     岩稜帯に差し掛かり、目の前に大きく岩が立ちはだかる所、少し進むと左手に岩梯子が現れる。岩梯子の上部にも、大きな岩がたくさん見える。

     岩梯子を足元に注意しながら登る。登った先、左手に七右衛門洞があった。リュックを外し、岩穴をくぐり抜ける。

     岩稜帯を上り切り、その先に山道へと進んでゆく。芦有ゲート方向への分岐をやり過ごし荒地山頂上へと進む。

    岩稜帯の岩だらけの道。
    この先の左手に岩梯子がある。
    正面が岩梯子だ。
    取り付く前にじっくりと眺める。
    登るのはそんなに難しそうでは無い。


    岩梯子の上に登って見ると周囲は岩だらけだ。
    右手に七右衛門洞のようなものが見えるがこれは違う。


    左手に七右衛門洞が見える。
    正面の岩からロープ頼りにハイカーが降りて来る。
    七右衛門洞に近づいて見る。
    正面の大岩に付けられたロープ。


    岩場を過ぎて山道を進むと芦有ゲートへの分岐がある。
    左:荒地山頂上、右:芦有ゲート


    ここの分岐点に立つ公設道標


    荒地山頂上に着く。
    視界は無い。


    頂上で昼食休憩を取る。
    頂上にあった私設の道案内板。
    手元の地図に無い道がたくさんある。
    荒地山からの下り道は、
    この看板の下の道を行く。

     荒地山頂上で昼食休憩の後、なかみ山への道を下る。なかみ山頂上がどこだか、確認出来ないままに道を下ってしまう。

     前から20名程のパーティがやってくる。私に気付いたリーダーのかけ声でパーティは立ち止まり、右に寄って道の左を空けてくれた。礼を言いながらすれ違う。この人達はどこから来たのだろうか、あの危険な岩場を下るというのだろうか、など考えながら進む。

     そろそろ黒越谷への分岐があるはずなのだがと気にしつつ進路をコンパスで確認しながら歩く。そのうち針が西から南西、さらに進むと南南西方向を示しだした。どうやら分岐点を見落としてしまったようだ。このまま行くと魚屋道に合流する。魚屋道に出て風吹岩に回るのも悪くは無いが、やはり予定通りに黒越の方に行きたいと考え直し道を戻る。

     どこで分岐点を見落としたのか思い返して見る。そうだ、あのパーティとすれ違った時だ。立ち止まったハイカー達の影に道が隠れてしまい気が付かなかったのかも知れない。

     パーティと交差した辺りまで戻って見ると案の定そこには分岐があった。間違い無い。ここの分岐を東へと進む。分岐を少し進むと2つ目の分岐点に着いた。ここにある私設の案内板、荒地山頂上にあったものと同じものだ、を見ても黒越谷の文字は無い。

     直進の大谷コースへと試しに少し進んで見るが踏跡が薄くなりこちらではなさそうだ。元に戻り、左のゴルフ場尾根コースと書かれた方向に進んでみる。道は踏み跡も明確で、暫くすると左手に沢が現れ谷らしい雰囲気となってきた。

     黒越谷第二堰堤に出てくるはずだったが、その先の第三堰堤に出てきてしまった。尾根コースというだけに谷を巻く道を歩いてしまったのかも知れない。

    下り道途中で望む六甲山頂方面。
    手前に芦屋ゴルフ場が見える。
    魚屋道(直進)と黒越谷(右折)の分岐
    最初この分岐を見落とし
    真っ直ぐに進んでしまう。
    暫くして間違いに気づき戻って来た。
    分岐点にある道案内
    「荒地岳風吹岩」と書かれている。


    次に現れた分岐。さて、直進か左折か?
    私設の案内板があるので見て見るが、...
    案内板には黒越谷の文字が無い。
    一度直進して様子を見に行くが踏跡が薄くなったので、ここに戻って左に進む。
    左折が正解であった。

     この先、地図通りに道は右折し、沢を渡り、ゴルフ場車道へと出た。車道を芦有ゲートへと進み、ゲート前から芦屋川の左岸の道を歩く。

     左岸の道は、余り良い道ではない。道幅狭く、ガレた所もある。眺めも無く単調な道を行く。山腹の道から沢へと下って行く。沢を渡るとそこは弁天岩手前のヘアピンカーブのある所だった。

    黒越谷第3砂防堰堤を通り、進んでくると、道はここで右に折れる。


    黒越谷の沢を向こうへと渡って進む。
    やはり谷歩きは涼しくて気持ちが良い。


    ゴルフ場車道に出る。
    車道を右に芦有ゲートへと下って行く。


    左上が芦有ゲートだ。その先の道標の所を左に入る。
    道路高架下をくぐり芦屋川の左岸の道へと進む。


    左岸の道から沢に降りてくると、上流方向に新しいパイプ組の堰堤があった。
    ここの沢を越えて右岸に渡る。


    車道のへピンカーブの所に出てくる。
    道の向こうに見える大きな岩が弁天岩だ。
    道を下って南側から見る弁天岩

     この後、弁天岩、ナマズ岩と訪ね、途中、宝泉水と書かれた水飲み場で休憩し、1時間程かけて阪急芦屋川駅に無事に帰り着いた。


    弁天岩の上の方にあった白山大神の祭壇。
    登山の無事を祈願する。
    弁天岩の上部。
    ナマズ岩の前を通過する。


    道の途中にあった展望の良い場所から望む芦屋、大阪方向。
    荒地山への登り道との分岐があった。
    ここから直接荒地山に登って行けるようだ。


    水飲み場、「宝泉水」とある。
    チョロチョロと水が出ていた。
    空いたペットボトルに水を汲み飲み干す。
    さらに下った先にあったもう一つの水飲み場。
    こちらもチョロチョロと水が出ていた。
    山道から住宅街の奥にあるこんな空き地に降り立つ。
    左手は芦屋川の河原。堰堤直下の貯水池で子供達が遊んでいた。


    午前中に通過したこの分岐に出てくる。
    午後からは天気も良くなり、じっとしていても汗が吹き出す。
    阪急芦屋川駅に到着。
    今日の山歩きも無事に終わる。



     各地点の到着時刻、所要時間は次のとおり。

    阪急芦屋川駅 10時3分出発
     〜(33分)〜鷹尾山頂上 10時36分通過
     〜(54分)〜岩梯子 11時30分通過
     〜(23分)〜荒地山頂上 11時53分着、12時22分発(29分休)
     〜(55分)〜芦有ゲート 13時17分通過
     〜(33分)〜弁天岩 13時50分通過
     〜( 5分)〜ナマズ岩 13時55分通過
     〜(59分)〜阪急芦屋川駅 14時54分着


     万歩計による歩数:19,400歩
     歩いた距離:約10.1km


    今日歩いたコース。