自宅近辺低山巡り(愛宕山〜丸山〜南山〜西脇山) 2007.12.16

     自宅近辺の低山4座のピークを巡って見た。

     最初は、六甲柏尾台住宅地と箕谷グリーンスポーツホテルに挟まれた愛宕山(294m,三角点無し)

     六甲柏尾台住宅地の道路に路駐し、道路脇から山道に入る。柏尾台住宅が開発される以前からあった道だと思われる。

    柏尾台住宅地の外周道路。電柱の所から山道に入る。
    少し南へ戻り気味に道が始まる。

     少し進むと左右の分岐。ここは右だと思い右に進む。すぐに住宅外周道路沿いの道となる。そのまま進むと愛宕山を右に巻いてスポーツホテルの空き地に出てしまった。

     思い直して、先ほどの分岐まで戻り左に進む。すぐに右に曲がる。うっかりして直進すると山を左に巻きながら下山してしまうようだ。


    暫く行くと2分岐。ここは左に行くのが正解。
    最初右に進み頂上に行けずに戻ってきた。


    分岐を左に10メートル程進み、倒木の前を右に折れて進む。
    ここから道なりに登って行く。

     すぐに道は上へと登りだした。これで間違いない。ほどなくして神社が見えて来て、山頂に辿り着く。参拝の後、道がホテルの方向に延びているので少し下って見る。

     最初に間違って行き着いた空き地の西南の角に降りて来た。西の方には、スポーツホテルの駐車場が見える。

     道を取って返し、車に戻る。


    神社境内に辿り着く。


    参拝した後、周辺の道を少し探査してから戻る。

     次の目的地、丸山(410.8m,三角点有り)に向かう。

     小倉台住宅の北東角に路駐する。最近になって整備、名づけされたと思われる「かがやきの森」へと、これまた新名称の道、かがやきの径に取り付く。

     道は、尾根を辿る道でそのまま道なりに進む。少し進むと尾根を北に登る道と西に進む道との分岐があった。ここは北に尾根道を行く。


    小倉台住宅の北東角にある「かがやきの森」入り口。
    左手奥に階段道が見える。
    この道はかがやきの径と呼ぶらしい。
    まだ真新しい道標だ。


    ここは右手側の道を進み尾根を登って行く。

     暫く坂道を登る。緩やかになった辺りで西へと左に曲がり、10数メートル一気に登ると三角点のある頂上に着いた。樹林に囲まれ眺望は無い。私製の山名札が幾つもあった。

     少し向こうに進んで見たが、反対側からの登り道の存在は良く判らなかった。すぐに車に戻る。


    丸山頂上の三角点に着いた。


    私製の山名札(登頂記念プレート)がたくさんあった。
    こちらにもまだあった。

     次は、南山(437m,三角点有り)だ。

     小倉台住宅地の外周道路沿いに東の端まで進み。外周道路から弓削牧場の中へと入って行く。地形図で見る限り南山頂上は弓削牧場の南裏側にあるはずだ。

     弓削牧場に車を止め、牧場内を巡って見るが。どうも牧場の私有地内へと進まないと取り付きが見出せそうにない。牧場の売店で道を尋ねて見る。

     地図を見せ「この三角点に行きたいのだが」、と尋ねると、「以前にも同じ事を聞かれたことがあるが道は知らない。この牧場からは行けないと思う。牧場の周りは柵をしているので駄目でしょう。向こうの道(山田道)から行けるのと違いますか。」という返事であった。

     山田道から回るのは駄目なような気がする。地形図を見ると三角点は外れているが近くまで一本の道が通っている。この道を行けば、行けるかもしれない。牧場を後にして小倉台6丁目からの取り付きを探して見るが住宅の陰になっていて良く判らない。

     それではと反対側のゴルフ場の方の取り付きを探すことにする。ゴルフ場の道路向かいにある大きな駐車場に車を止める。駐車場の北東角辺りを良く観察して見ると尾根筋への取り付きらしき所があった。試しに登って見るとすぐに尾根道に出た。


    山の街ゴルフセンター駐車場の北東角に駐車する。
    山の尾根に登る道がありそうな雰囲気だ。
    試しに取り付いて見る。

     この辺り一帯は「日比谷総合設備株式会社」の社有地らしい。地形図と見比べながら道を進んで行く。間違いなさそうだ。道なりにどんどん進んでゆく。地形図上でピークを巻く所は、ショートカットの道が付いていてそちらに進む。そこからほぼ北方向に真っ直ぐに進む。


    尾根の道にでた。
    ここら一帯は会社の社有地とのことだ。


    こんな大きな看板もあった。
    誰も見る人もいない山の中に必要とは思えない看板だ。

     周囲に牛糞の匂いが漂ってきて、道を右に曲がって行くと弓削牧場の、たぶん敷地内と思われる、裏手の重機も通れる大きな耕作道に出てきた。右に進むと正面の山の斜面に赤テープの付いた登り口があった。多分あれだろうと登って行くとすぐに三角点に辿り着いた。私製の山名札が一つだけあった。

     以外と簡単に登ることが出来てしまった。来た道を取って返す。


    突き当たり左には金網の柵がある。
    ここは右に曲がって進む。


    弓削牧場の牧場内の耕作道に出てきた。


    右に進むと、正面斜面に取り付きがあった。


    少し行くと三角点に着いた。
    私製の山名札。

     一旦、自宅に戻り昼食を取った後、自宅の西側にある西脇山(291m,三角点無し)に歩いて向かう。

     神戸北町郵便局の裏手から登る。金網柵に沿って南から北にぐるっと回り込む。道が無いので潅木を避けるのが大変だ。金網が終わり有刺鉄線の柵に変わる辺りにまでくると柵の横に山道が現れた。歩き易い。柵に沿ってぐるりと裏手に回って行く。

     道が右に曲がろうとする辺りで倒木が有刺鉄線の柵に倒れ込んでおり、倒木を乗り越えて柵内に簡単に入ることが出来た。頂上ピークらしき辺りにまで進んで見る。多分この辺りが頂上だろうと思いつつ周囲を眺めるが山名札も何も見つからない。

     仕方なく、周辺をウロウロしてみるが、やはり頂上と思しきピークはここしかなかろうと、ピークを後にして戻る。


    西脇山頂上。頂上を示すものは何も無かった。
    地形図の位置からはこの辺りと思うのだが。

     柵越えの倒木を越えて山道に戻り、そこから右に、西の方へと道なりに進んで見る。数十メートルほど進んで見ると緩いピークがあり、そこに私製の山名札が取り付けてあった。

     西脇山は三角点が無いのでここが山頂だと断定できないのが残念だ。先のピークの方が地形図上の頂上と思うのだが確信は無い。ピークの向こう、西に延びる道を少し辿って見ることにした。この先の万丈谷にでも下り着ければそれも良し、先に延びる尾根道を進んで行く。


    西に少し行った所にあるピーク。


    こちらには南山にあったと同じ山名札があった。
    もう一つあった札。

     道は尾根をずっと辿っていたが、先で下りだしてから、最後には行き止まりとなってしまった。さぁどうしょうかと思っていたら、ザクザクと人が歩く足音が近くから聞こえてくる。音のする南の方向を見ると一人のハイカーの上半身が見て取れた。ハイカーは、以前に通った万丈谷からの道を歩いているようだ。

     少し藪漕ぎをしてその道に出てみた。間違いない。地形図にもある道だ。この道を戻っても良いが、やはり今下って来た尾根道を戻って見ようと、藪漕ぎして戻る。

     山名札のあるピークを過ぎ、柵に沿って山道を進む。暫く行くと道が分岐し北に延びていたので、北の方向に試しに進んで見る。道は尾根の上をずっと続いていた。以前は歩かれていたようだが今は廃れ、所々倒木や潅木の枯れ木が行く手を阻む。

     それでも楽に下って行けて急斜面を降りると最後には竹林の中に降りてしまった。さぁ、どちらに進んで良いものか、道らしき道が見当たらない。ままよと適当に進んで行くと竹林を透かして前方に車の走る道路が見えた。自宅近辺だけに頭の中で即座に位置が判明する。あぁ、あそこに出て来たのだと一安心する。

     自宅までぶらぶらと歩いて戻る。

    今日歩いたコース。(愛宕山・西脇山)
    今日歩いたコース。(丸山・南山)