六甲全山縦走大会に参加する訳では無いが、縦走大会トレの真似事をしてみた。

　須磨浦公園を出発し宝塚まで歩き通せば、それはトレーニングではなくて縦走完結だから、トレーニングと いう限りは、どこか途中で縦走を打ち切ることとする。時節柄、東縦走路を歩くには暗闇となるので、それま でに切り上げたいのだが。

　前回（平成２０年５月）はガーデンテラスまで歩けたので今日は出来るならば一軒茶屋 まで行ってみたい。ただし、その先は暗闇の中を有馬温泉に下ることになる。夜道のトレーニングも兼ねた 歩きとなりそうだ。

　電車の時刻都合で６時前の須磨浦公園出発は難しく早くても６時３０分となる。何も全縦する訳では無いので、 少し遅めの７時過ぎの出発とした。

須磨浦公園からスタート	出発して30分程で旗振茶屋前に到着。

栂尾山頂を通過。	横尾山頂を通過。

これから通過する須磨アルプスを望む。向こうの山は高取山だ。

須磨アルプスを通過。東山山頂に着く。

東山山頂からの眺め。

東山を下り横尾団地の中へ降りて来た。

妙法寺前を通過。	高取山の荒熊神社下に登って来た。

高取神社境内横を通過。

神戸電鉄鵯越駅前を通過。

菊水山登山口に到着。ここで暫し休憩。	登山口に取り付く。

きつい階段道を登り菊水山頂上に着く。

　長丁場の歩きだけにゆっくり歩きで臨んだのだが、どこかで無理をしてしまったのか、あるいは最近のなまけが祟ったのか、 菊水山を下って鍋蓋山の登り返しになった所で太腿の調子が急に悪くなる。

　どうかすると攣りそうな雰囲気。鍋蓋山頂上で少し体を休め、ストレッチなどを行うが調子は戻らず、 再度山へ向かう途中で早くも下山モード。

「こんな調子では、摩耶山の登りは無理だな、ならばどこで下る、この先の大師道を下る？、 あるいは市が原から新神戸に下る？」

「市が原から新神戸って結構長くてつらいよな、ならば天狗道の途中でハーブ園に廻り道して ロープウェーで下れば楽ちんだな」などと自問自答しながら大龍寺山門まで下る。

　取り合えず市が原まで出ることにする。市が原の桜茶屋前で右足が今にも攣りそうになるのをなんとか耐える。

菊水山頂上から天王吊橋まで一旦下る。	鍋蓋山頂上に着く。

頂上広場で痛む足を休ませる。	大龍寺山門を通過。

市が原に到着。	櫻茶屋前は大層な賑わい。

　ハーブ園へのエスケープを頭に入れつつ天狗道を目指す。歩き出して丸太道にくると一歩足を踏み出すごとに左右の太腿が 悲鳴をあげる。なんとかこれをかわしつつ天狗道をゆっくりと登る。

　ハーブ園への分岐に来た頃には不思議と痙攣の懸念はなくなり、 なんとかまだ足がもちそうだったのでそのまま摩耶山頂上を目指すことに。

　摩耶山掬星台に辿り着いた時、ここで今日は止めるか、まだ先に進むか思案する。 　小休止の後、ともかく行けるとこまで行こうと先に進むことにした。

　足取りは重く、オテルド・摩耶を過ぎ、アゴニー坂への差し掛かりに来た時、もうこれ以上の進行は無理と判断、 ただちに掬星台に引き返し、摩耶ロープウェーで下山してしまった。

天狗道登山口に取り付く。	学校林道との出合広場。今日は休憩しないで通過する。

地蔵谷からの出合を通過。	天狗道を登りきるとそこには無線中継所が立ち並ぶ。

掬星台に到着。	掬星台の碑

アゴニー坂の手前で今日はギブアップ。