金剛山登山口〜転法輪寺〜国見城跡〜葛木神社〜ちはや園地〜伏見峠〜久留野峠〜金剛山ロープウェー前 2010.5.2

     京阪神を代表する山の一つである金剛山。かねてより登りたいと思っていたが、金剛山は自宅から遠く、なかなか 行く気になれなかった。この2月には知人の案内で冬の金剛山を登る予定をしていたのだが、それも生憎の雨で延期、 このままだといつ登れるか全く判らない。そこで連休の今日、思い切って行く事にした。

     自宅から登山口までは、電車・バスを乗り継いで約3時間。朝6時半に出発して登り始めたのは9時半頃。 初めての山だけに不安があったが、頂上広場には、以外と早く登り着いた。昼食休憩をはさんで、金剛山をぐるりと 廻るコースを歩いては見たが、12時半過ぎには、ロープウェー前に下り着いてしまった。

     登山道は、谷から尾根に登ると頂上までずっと丸太で整備された綺麗な階段道でこれにはまいった。階段は、歩き難く て味気ないのが難である。大勢のハイカーや参拝客が登る山だけに、きちんと整備しないと道は崩壊してしまうので 丸太による整備は致し方の無いところ。

     葛木神社から伏見峠までの道も、幅広の綺麗な道で、いつもの六甲ハイキングのような山道がまったく見られない。 唯一伏見峠から久留野峠までの道が山道らしい道で、コース後半に面白く歩けたのが幸いであった。


    南海電車河内長野駅前からバスに乗る。バス待ちのハイカーがズラリと並ぶ。 満員のバスだが、幸いにして座ることが出来た。金剛登山口にてバスを降りる。 バス停から少し進み千早城跡の案内板を眺める。城跡を巡ると時間がかかりそうなので谷道で登ることにする。


    バス停を少し戻る。他のハイカーも谷道に向かう。
    バス停から戻り右手に折れる。「まつまさ」方向に進む。


    左に「まつまさ」をやり過ごし坂を登る。 突き当たりを右に谷道を登って行く。 コンクリート舗装の広い道だ。


    千早城跡への道が右に分岐する。ここは真っ直ぐに進む。
    正面突き当たりから階段で尾根に登り詰めるようだ。


    階段途中から後方を見下ろす。急な階段で一気に登る。 登山道は良く整備された丸太階段の道。 楠木正儀の墓の傍を通って行く。


    水平な道はこんなに広い。前方から丸太階段がまた始まる。 まだ四合目。 丸太階段が延々と続く。


    五合目の休憩ポイント。
    行けども行けども丸太階段ばっかり。


    いつになったら終わるのか。 前を行くハイカー。連休だけに人出も多い。 頂上手前の最後の階段道。


    頂上広場に登り着く。正面は転法輪寺。 転法輪寺に参拝する。 金剛山周辺案内板を眺める。


    山頂碑のある国見城跡広場。たくさんのハイカーが憩っていた。


    北北西方向の遠望。中央正面にPLの塔が見える。


    山頂は葛木神社境内にあり立ち入り困難なため、こちらに山頂碑が設けてある。お昼にはまだ時間が早いが弁当を食べることにした。 頂上広場はどこも賑やかだ。 葛木神社方向に進路を取り進む。


    葛木神社に立ち寄り参拝する。
    神社を後に道をロープウェー方向に下って行く。


    左手に見える山は葛城山だろうか? ここの分岐は真っ直ぐに紀見峠方向に進む。 近くにあった案内板で現在地を確認。


    広い林道のような道を下って行く。 千早園地の入り口付近まで降りてきた。


    あれが展望台だ。登って見ることにする。


    展望台から見る西方向。


    北方向の眺め。奥側のピークが金剛山、手前右のアンテナ塔のあるピークは湧出岳。


    西方向眼下には香楠荘やロープウェーが見える。ロープウェーの駅を確かめたくて駅に向かう。
    ロープウェーの上部駅に到着。時間も早いのでロープウエーは使わず徒歩で下ることにする。ここから香楠荘への道を登って行く。


    香楠荘の向かいにある星と自然のミュージアム。 香楠荘にはレストランや入浴施設もある。ここでソフトクリームを買う。 香楠荘を後にダイトレ道に戻る。ここを右に下る。


    千早園地を後に道を下って行く。
    (これは振り返って広場を写したもの)
    少しばかりこんな綺麗な道を下る。 ここが伏見峠。右の林道伏見峠線は舗装路で味気ない。左のダイトレで久留野峠を目指すことにする。


    こちらは右手の伏見峠線。コンクリート舗装の道だ。 左手のダイトレ道に進む。 こちらは山道だ。


    ここは、右手の道を真っ直ぐに久留野峠を目指す。
    植林の中の気持ちよい道を下って行く。


    久留野峠に着いた。ここを右にロープウェー下部駅へと下る。 峠にある古びた案内板。 峠からの下り道は激下りで始まる。


    すぐにコンクリート舗装の急登な道になる。 ロープウェー下部駅横手に降りてくる。 バス停を目指して車道を下る。バス停までは数分の道のり。


    ここが金剛山ロープウェー前バス停。バスの転回場を兼ねた大きな広場だ。
    待つこと15分で、今から乗車するバスがやってきた。



     各地点の到着時刻、所要時間は次のとおり。

    登山口バス停 9時19分出発
     〜(38分)〜五合目休憩ポイント 9時57分通過
     〜(34分)〜金剛山頂上 10時31分通過
     〜( 4分)〜転法輪寺 10時35分通過
     〜( 4分)〜国見城跡広場 10時39分着、11時4分発(25分休)
     〜( 7分)〜葛木神社 11時11分通過
     〜(22分)〜展望台 11時33分通過
     〜(10分)〜ロープウェー上部駅 11時43分通過
     〜(17分)〜伏見峠 12時00分通過
     〜(21分)〜久留野峠 12時21分通過
     〜(17分)〜ロープウェー下部駅 12時38分通過
     〜( 5分)〜ロープウェー前バス停 12時43分着


     歩いた距離:約7.6km(登山口バス停〜金剛ロープウェー前バス停)

    今日歩いたコース