六甲全山半縦走(須磨浦公園〜摩耶山) 2010.10.11

     六甲全山縦走トレの続き。先日は、摩耶山まで歩くつもりが、暑さと微熱で菊水山であえなくダウン、鈴蘭台に下山してしまった。今日はそのリベンジ、なんとしても須磨浦公園から摩耶山まで、全縦の前半区間を歩きとおそうと心に誓う。

     今日は疲労対策にダブルストックを持って行くことにした。昨年の大会の時もダブルストックを使用したが、鉢伏山の登り階段などは、ストックを使った方が楽だ。今日もスタート直後からストックを使う。

     高取山登山口までずっとストックを使う。随分と足の疲れが違う。高取山の登りでは、ストックは使わず自力で登ることにする。ストックを使用すると足が軽くなるが、今一、登りのリズムに乗れなくなり、却って疲れることもある。

     高取山からの下りや丸山市街地歩きでは、再びストックを使用する。ストックのおかげで市街地の急坂も楽に歩いて行ける。とはいえ、先日の二の舞はすまいと慎重にゆっくりと歩を進めたために菊水山登山口に着いたのが11時37分と予想外の遅れ。ここには11時過ぎには着いておきたかったのだが。

    須磨浦公園駅。今日もここからスタート。お天気も良くて、またまた暑くなりそうだ。


    いつもどおり25分で旗振山を通過する。
    栂尾山頂に到着。歩きだして一時間を経過したのでちょっと休憩をする。
    横尾山頂を通過。


    須磨アルプスの馬の背から東山、高取山、菊水山、鍋蓋山、摩耶山を望む。


    東山頂上に到着。下って来た須磨アルプスを望む。
    東山頂上にて休憩。持参のおにぎりを一つ食べる。次の高取山まで3キロの道のりだ。


    妙法寺前を通過。
    野路山公園脇を通過。高取山登山口へと進む。
    荒熊神社下に登りつく。


    高取神社横を通過。


    鵯越駅を通過。


     菊水山の登りもストックは使わずに登る。息が上がらぬように気をつけ、30分程かけて菊水山頂上に登りつく。菊水山で30分程の昼食休憩の後、鍋蓋山を目指す。

     天王吊橋までの下りは問題なし。吊り橋を渡ってからの登り返しがつらい。先々日と同様にゆっくりゆっくりと時間をかけて登る。こんなスローペースでも30分程で登れてしまう。後で調べて見たら昨年の大会と同様のペースであった。

     大龍寺前の広場の自販機で水を調達。ついでにデカビタCドリンクを飲む。これを飲むと、気休めながらも気分が良くなった感じがする。

    菊水山登山口に到着。数分の休憩を取る。
    急登な道に取りつく。
    30分かけて頂上に到着。先週はここでギブアップ。東屋にあった温度計を見ると気温は22度。今日はまだまだ歩けそうだ。


    菊水山頂上は眺めが良く、お昼時だけにたくさんのハイカーが憩う。
    菊水山から天王吊橋まで下る。
    鍋蓋山頂上に到着。ゆっくり歩きでも32分で登ってこれた。


     市ヶ原へと向かう。櫻茶屋前で、この先の天狗道の登りに備え休憩を取る。ここまで20キロ程の道のり。これだけ歩いてくると流石に足も体も疲れてくる。ダブルストックのおかげか、はたまた、ゆっくり歩きに徹したことが功を奏したか、まだまだ足が攣りそうではない。元気を出してもう一頑張りと摩耶山に向かう。

     天狗道の取り付きからは無理をせず、これまたゆっくりゆっくりと登る。ここもストックは使わないでおいた。いつもより10分程の遅れで天狗道下山口に登りつく。

     掬星台で暫し休憩の後、下り道を思案する。ここからロープウェーに乗るか歩くか。歩くなら、山寺尾根か上野道か。結局、途中からケーブルに乗ることも出来る上野道で下ることにした。

    市ヶ原の櫻茶屋前に到着。時間的に下ってくるハイカーが多い。
    天狗道登山口に着く。もう足が疲れて亀さん歩きしか出来ない。


    地蔵谷分岐までなんとか登ってこれた。ここから登り返せば摩耶山頂上だ。


    天狗道下山口に登り付く。掬星台へと向かう。
    数分で掬星台広場に到着。


    掬星台から阪神市街地を見下ろす。


    上野道で下山を開始。


     上野道を下り、旧天上寺山門まで下って来た所ではたまた思案する。ここから青谷道で下る方法もある。青谷道で下れば、バス便は便利だ。ケーブルで下るとバス便は18系統のみでやや不便だ。とはいえ、青谷道はあまり好きな道ではない。

     ともかく虹の駅まで下り、そこでケーブルの発車時刻やバス便の時刻を尋ね、時間都合で歩くなりケーブルに乗るなりすれば良いと気づきそのまま上野道を下って行くことにする。

     虹の駅まで下ってきたら、折しも臨時便のケーブルが出るようであわてて切符を買って乗り込む。運の良いことに、ケーブル下駅でも2分の待ち合わせで三宮行きのバスに乗れる。

     自宅に着いて、今日の歩きを反省して見る。須磨浦公園から菊水山頂上まで、ほぼ5時間。菊水山頂上から摩耶山掬星台まで、3時間。いつもと変わらぬペースだが、まったく赤鬼ペースの歩きだ。大会の時はもう少し早く歩かなければ失格だ。

    旧山門を通過。この後青谷に下るか、上野道を下るか迷ったが、ケーブルのバイパスもある上野道を下る。 上野道を下りケーブル虹の駅に着くと、折しもケーブルが発車する所で、あわててケーブルに乗り込む。楽勝でケーブル下駅に降りついた。


     各地点の到着時刻、所要時間は次のとおり。

    須磨浦公園 7時16分出発
     〜(25分)〜旗振茶屋 7時41分通過
     〜(42分)〜栂尾山 8時23分着、8時27分発(4分休)
     〜(13分)〜横尾山 8時40分通過
     〜(19分)〜東山 8時59分着、9時6分発(7分休)
     〜(24分)〜妙法寺前 9時30分通過
     〜(42分)〜高取山 10時12分通過
     〜(47分)〜鵯越駅 10時59分通過
     〜(38分)〜菊水山登山口 11時37分着、11時41分発(4分休)
     〜(29分)〜菊水山 12時10分着、12時37分発(27分休)
     〜(23分)〜天王吊橋 13時0分通過
     〜(32分)〜鍋蓋山 13時32分通過
     〜(42分)〜市ヶ原(櫻茶屋前) 14時13分着、14時19分発(6分休)
     〜( 8分)〜天狗道登山口 14時27分通過
     〜(78分)〜天狗道下山口 15時45分通過
     〜( 4分)〜掬星台 15時49分着、16時2分発(分休)
     〜(26分)〜摩耶ケーブル虹の駅 16時28分着

     歩いた距離:約24km