六甲ケーブル下〜アイスロード〜自然歩道〜記念碑台前〜ゴルフ場〜オリエンタルホテル前〜油コブシ〜六甲ケーブル下 2011.2.27


     思わしくない天気予報ではあったが一月あまり山にご無沙汰だったので思い切って出かけてみることにした。 コースは、登り方向では未踏のアイスロードと六甲山ホテル裏手から記念碑台に通じるこれまた未踏の自然歩道を 歩いてみることにした。

     自宅を出た頃は曇り空だったがアイスロードを登り始めるとすっかりと晴れて良いお天気となる。天気が良くなったので 記念碑台前からガーデンテラス、六甲最高峰へ、下りは芦屋へと足をのばそうかと思ったが、数日前から取り組んでいる 電子工作の続きが気になり、油コブシからさっさと下ることにした。

     昼食休憩も当初は記念碑台でと考えていたが、油コブシを下るなら油コブシ頂上を下った休憩広場で取れば良いと考え、 空きっ腹を我慢して油コブシに向かうことにした。とはいえ、記念碑台前から真っ直ぐに油コブシ下山口に向かうのも 面白くないのでゴルフ場を経由することにした。 そして、これまた未踏のゴルフ場からオリエンタルホテルへと下る道を歩いて見た。

     自然歩道やゴルフ場からホテルに向かう道などめったに通る機会も無く今日のような時に歩いてしまおうと 思った次第。六甲ケーブル下駅には、期待通りに12時前に下り着き、午後からの時間を電子工作に十分に充てることが 出来た。


    六甲ケーブル下駅が今日の出発点。午後にはここにまた戻って来る予定。
    旧車道へと進む。
    時折通り過ぎる車に注意して車道を進む。


    新車道との交差点が見えてきた。
    この交差点を真っ直ぐにドライブウェーへと進む。 突き辺り最初のカーブ地点の向こう側にアイスロード登山口がある。


    登山口には、アイスロードの説明板が立つ。 廃線となった昔の六甲ロープウェー駅舎跡の横を通過してゆく。 新車道の下を通り抜けるトンネルへと進む。


    中は真っ暗だ。慎重に進む。
    最初の堰堤を越える。アイスロードも今や堰堤越えの道と化す。
    2つ目の堰堤が目の前に聳え立つ。


    堰堤の前で左岸から右岸へと渡渉する。ここは支谷のようだ。
    右岸へと上がった所にあった案内板。この先で本谷を越えるようだ。


    暫く行くと次の堰堤手前にベンチのある休憩所があった。本谷の左岸に位置する。


    堰堤を巻いて谷へと下り左岸から右岸へと渡る。


    本谷右岸の山腹道を進んで行くとまたもや堰堤が。 堰堤を左岸から巻いて通る。本谷を離れ、左岸側の支谷へと進む。 支谷突き辺りを右に登って行く。この後、山腹を登る急登な道を登って行く。


    緩やかな坂道に変わり暫くすると前方に石の階段が現れる。 階段を登ると民家の倉庫らしき建物が現れた。アイスロードも終わりに近い。
    住宅の下の道を登って行く。


    もう住宅街の中。この先の辻を左に曲がる。
    次を右に曲がれば終点「前ケ辻」だ。真っ直ぐに行くと藤原商店の裏手に出る。


    前ケ辻に到着。およそ一時間の登山であった。 この先の道を思案する。今日は未踏の自然歩道を使って記念碑台前に向かうことにする。 道路向こうシュラインロードへの道へと進んで行く。


    暫く行くと右に自然歩道への分岐が現れる。
    記念碑台へと続く道だ。
    案内図で確認。


    六甲山ホテル裏側を進んで行く。
    これが案内図にあった阪急池か。水面は一部凍結している。


    ホテルを過ぎると車道に乗り上げる。右に進めば六甲山ホテル駐車場。ここは左に進む。
    車道に乗り上げて左方向に向かう所。


    風情のある道路標識。
    舗装された車道が続く。このままずっと車道では面白くない。 ここから山の中へと入って行くようだ。地道でほっとする。


    綺麗な山道が続く。
    快適な道だ。
    自然の溜池だが、氷結している。やはり六甲の上は下界よりも気温が低い。


    山道もまた車道に乗り上げる。写真左奥の道から歩いてきた。
    ここの案内図によれば、今歩いてきた道が正規の全山縦走路のようだ。


    広い車道を進んで行く。
    道は裏六甲ドライブウェーに合流する。
    合流手前の階段を登ると、


    記念碑台の駐車場に出てくる。
    記念碑台で昼食休憩をしようと思っていたが考えが変わり通過。
    記念碑台前を通過して縦走路を東に進む。


    ゴルフ場へと入ってきた。
    雪が残るゴルフ場内の道を更に進む。
    この先右手の道に進む。


    ここも未踏のオリエンタルホテルへと向かう道を下って行く。
    道を下ること数分で車道に出る。ここを左に折れる。


    正面に今は営業停止した六甲オリエンタルホテルが見える。 ホテル前を通過。油コブシ登山口を目指す。 この先の交差点を左にケーブル駅方向に進む。


    油コブシの下山口が見えてくる。
    ここを下る。
    別荘地の中を下って行く。


    10分程下り、寒天山道との分岐を通過。
    グリーンベルト整備事業の影響でこの辺りは明るく開けている。


    油コブシ頂上手前に「ゆるい道(右)」と「きつい道(左)」の分岐がある。向こうに見える頂上は「きつい道」に進む。
    頂上に立ち寄った後「ゆるい道」に戻る。
    「ゆるい道」の途中にある岩場。この岩の上からは眺め良い。


    岩の上からポートアイランドを望む。
    摩耶山方向も一望できた。表ドライブウェーも見える。


    少し行くとベンチのある休憩広場に出る。
    ここで昼食休憩を取る。
    休憩の後道を下る。途中「ゆるい道」、「きつい道」の分岐が現れる。全て「きつい道」を選択する。


    ここの分岐は、このまま右に折れるとゆるい道。標識の向こう側を右に進むときつい道。 携帯基地局のある送電鉄塔脇を通過する。もうすぐ終わりだ。 階段を下る。眼下に老人養護施設の建物群が見える。


    養護施設の中で登山道は終わる。舗装路をケーブル下駅へと下って行く。
    六甲ケーブル下駅に戻ってきた。




     各地点の到着時刻、所要時間は次のとおり。

    六甲ケーブル下駅 8時16分出発
     〜(15分)〜アイスロード登山口 8時31分通過
     〜(64分)〜アイスロード下山口(前ケ辻) 9時35分通過
     〜(26分)〜記念碑台前 10時1分通過
     〜(13分)〜ゴルフ場 10時14分通過
     〜( 8分)〜六甲オリエンタルホテル前 10時22分通過
     〜(13分)〜油コブシ下山口 10時36分通過
     〜(20分)〜油コブシ頂上手前ベンチ 10時56分着、11時21分発(25分休)
     〜(23分)〜油コブシ登山口 11時44分通過
     〜( 7分)〜六甲ケーブル下駅 11時51分着


     歩いた距離:約9.3km(六甲ケーブル下駅〜下駅まで)

    今日歩いたコース