綿向山 2011.5.15

     滋賀県の綿向山に登る。名神高速道路竜王ICから一般道(ルート図はこちら)で登山口を目指す。

     登山者用の御幸橋駐車場に車を止める。北畑林道終点から登山道に入る。急斜面に、ジグザグに切られた緩い坂道を登って行く。三合目にて一度林道に出て、 すぐまた山道を登る。

     それまで林の中の道が、一旦五合目にて林から抜け出る。「夢咲の鐘」としゃれた名前の付いた鐘がある避難小屋前を通過。また林の中の道へと登って行く。 五合目から七合目の行者コバまでは、ずっと緩い一本の登り坂が続く。

     行者コバのベンチにて少し休憩の後、ブナ林の中を登って行く。八合目を過ぎて谷を向こう側へ渡ると、またジグザグの道が続く。九合目を通過し、道が切れる 所から階段を登る。階段上部の鳥居を抜けると綿向山頂上。標高1,110メートルの頂上は、広く開けた所。沢山のハイカーで賑わう。標高にちなんだ11月10日が、 綿向山の日として祭りが行われているとのこと。

     頂上にて珍しく小一時間もの休憩をとった後、頂上からは竜王山への縦走路も延びるが、こちらを歩くのはまたの機会にして元来た道を下る。2時間弱で 駐車場に戻る。この後、少し北に、永源寺温泉「八風の湯」に向かう。登山の汗を流し、食事をして帰宅の途に着く。


    国道477号線の音羽交差点を左折し登山口駐車場へと向かう。
    次々と登山者の車が到着する御幸橋駐車場。あっという間に車で埋まってしまう。


    駐車場の向こうには先に到着していた団体さんが準備体操中。
    ここの駐車場が今日のスタートだ。
    駐車場から林道を登山口へと歩いて行く。


    アスファルトの道から一度地道に入る。
    随所にこの案内板が建てられており道に迷うことは無い。
    砂防堰堤前に出た。


    右側左岸の道で堰堤上部へと登って行く。
    ここにもこの案内板がある。
    堰堤上部から北畑林道を進む。この先を曲がった所に接触変質地帯があった。


    アスファルトから地道に変わる。
    ここが林道終点だ。
    地道に入るとすぐに小屋が見えてくる。


    小屋の前で水無山北尾根コースが分岐する。今日は表参道を真っ直ぐに進む。 この辺りは、ヒミズ谷と呼ぶようだ。ここが登山届提出場所となっている。 小屋の前が表参道登山口となる。ここから山道登山の始まり。


    渓谷を鉄橋で渡って行く。
    竜王山から綿向山中腹に聳える送電鉄塔は中部電力の伊勢幹線らしい。こちらも関電と同じく火の用心だ。 急斜面の山腹をジグザグに切られた緩い坂道を登って行く。


    一合目を通過。ここから4キロ弱の行程だ。 綺麗な道が延びる。よく整備されている。
    二合目を通過。


    道は一度林道に乗り上げる。
    林道の向こう側に建つ三合目の案内板。
    林道を100メートル弱行くと左手に山道へと登る所があった。


    山道に入ってすぐ、賑やかな声が聞こえてきた。ボランティアがあざみ小屋の屋根のペンキ塗りを行っていた。 作業中の小屋を左手眼下に見下ろしながら道を登って行く。
    四合目を通過。


    林の中を抜け前方が明るくなりだした。
    道を曲がった所に建つ五合目の避難小屋。
    五合目を通過。


    道途中から避難小屋を見下ろす。ここは視界が開けており眺望が良い。正面は竜王山。
    六合目を通過。


    ブナ林の中の綺麗な道を登って行く。吹く風が爽やかで気持ち良い。 七合目に到着。ここに行者コバがある。 行者コバの祠。お参りに立ち寄り、手前のベンチで小休止。


    小休止の後、七合目を出発。
    七合目の案内板から数十メートル進んだ所。通せんぼしてある所が冬道の入口。積雪時は、この先での雪崩の危険を避けるために、この冬道(尾根道)を使う。
    今の時季は、通行不可。


    ブナの若木が周囲に群生している。
    八合目を通過。頂上はまだ先。
    水無山北尾根コースが右下から合流する所。


    九合目を通過。
    この階段を登ると頂上だ。
    階段を登って行くと鳥居が見えてくる。


    鳥居をくぐり抜けると目の前に大嶽神社の祠が鎮座している。
    その右横に頂上の碑がある。


    頂上から三重方向を眺める。雨乞岳と鎌が岳が目の前に聳える。


    頂上の広場は次から次と登って来る登山者であっという間に一杯になってしまった。
    こちらも登山者で一杯。


    こちらも賑やかだ。
    頂上からは、北方向に竜王山への縦走路が延びる。小一時間の昼食休憩の後来た道を戻る。
    行者コバ前を通過。


    五合目避難小屋前を通過。
    あざみ小屋前を通過。ペンキ塗りはもう終わっていて静かであった。
    三合目を通過。


    三合目の林道から山道を再び下る。
    渓谷に掛かる鉄橋を渡って行く。
    ヒミズ谷出合小屋前に到着。


    小屋前のベンチで小休止。
    北畑林道のアスファルト道を下って行く。砂防堰堤が見えてきた。


    ここから堰堤前へと下る。
    堰堤前に下り、今下って来た方向を振り返って見る。


    駐車場へと戻る道から振り返って見る竜王山(左)と綿向山(右)のピーク。
    無事に駐車場に戻って来た。


    永源寺にある八風の湯に立ち寄り、温泉に浸かってから帰宅の途に着く。



     各地点の到着時刻、所要時間は次のとおり。

    御幸橋駐車場 9時12分出発
     〜(16分)〜ヒミズ谷出合小屋 9時28分通過
     〜(13分)〜一合目 9時41分通過
     〜(13分)〜二合目 9時54分通過
     〜(11分)〜三合目 10時5分通過
     〜( 9分)〜四合目 10時14分通過
     〜( 9分)〜五合目 10時23分着、10時28分発(5分休)
     〜(11分)〜六合目 10時36分通過
     〜( 6分)〜七合目(行者コバ) 10時42分着、10時46分発(4分休)
     〜(10分)〜八合目 10時56分通過
     〜(12分)〜九合目 11時8分通過
     〜( 6分)〜綿向山頂上 11時14分着、12時14分発(60分休)
     〜(24分)〜七合目 12時38分通過
     〜(14分)〜五合目 12時52分通過
     〜(13分)〜三合目 13時5分通過
     〜(36分)〜ヒミズ谷出合小屋 13時41分通過
     〜(19分)〜御幸橋駐車場 14時00分着


     歩いた距離:約9km