住吉台〜石切道〜ガーデンテラス〜極楽茶屋〜紅葉谷道(百間滝・似位滝・七曲滝)〜有馬 2013.1.26

     この時期になると有馬四十八滝の氷爆が気になり、いつも紅葉谷を訪ねる。今年の冬も早速に滝見に出かけることにした。昨夜からの寒波到来で それなりに凍っていることを期待して出かけた訳だが、その結果は如何に。

     コースは、久しぶりに石切道を登り、ガーデンテラスで昼食を食べて、その後に、紅葉谷を下り、途中で滝を見ることにした。 石切道は、ガーデンテラスへの直登道であり、住吉谷から七曲りを経て六甲山頂に至るロングトレイルではないものの、それなりに長いトレイルが楽しめる。 今日の天気では、石切道は雪の心配はないが、紅葉谷は、2〜3日前の残雪があるはず、アイゼンを持参した。

     石切道の取り付きから暫く登って行く道は、以前はゴロゴロ道であったが、今は随分と綺麗に整備され歩き易い。住吉台を出発したのが8時半、10時過ぎには、ガーデンテラスに 到着。早目のランチを取って、紅葉谷に向かう。ガーデンテラスを出てからは、登山道には、予想通りに残雪がたくさんあり、アイゼンを付ける。

     紅葉谷に入ると、残雪は更に深くなり、アイゼンなしで歩くのは、危険この上ない行動であるが、下から登って来るハイカーの中には、アイゼンなしの者もちらほら。百間滝分岐から、 谷に下り、似位滝、百間滝と見て廻る。どちらも20%程度の凍結だ。これでは、来た甲斐がなかったと思いながら、次の滝に期待して、七曲の滝へと向かう。

     さて七曲の滝も、期待に沿わずまだまだ。もう一段と冷え込みが来ないと駄目なようだ。七曲の滝を後にして有馬温泉へと下り、温泉に浸かる贅沢は、またの機会にして、 一目散に駅に向かう。

     期待した滝の凍結は今ひとつで期待外れのハイキングではあったが、なまけた体にカツを入れるには十分であった。運動の後のすがすがしい気分はいつものとおり味わうことが出来た。


    くるくるバスの住吉台終点駅「エクセル東」からスタート。
    住吉台団地北東角から山の中へ。


    暫く行くと右下から住吉道が合流する。
    15分程歩くと、ここの4分岐に着く。


    今日は石切道に進む。
    正面の登って行く道が石切道だ。石の道標がある。


    以前は石がゴロゴロした道だったが整備されて今は階段道になtっている。
    初めて歩いた時は、ここで休憩したものだが、今日は休まずに進む。


    先の休憩場所から数分で、ここ林道に合流する。
    暫く舗装された林道を登って行く。


    御影石の集石場所を横目に通過して行く。


    ここから林道と別れる。石切道は真っ直ぐだ。
    道案内板に石切道の詳細が書かれていた。ガーデンテラスまでは2km。


    丸太が置かれた休憩所。若者4人が休憩を終えて出発した所だ。
    ここからガーデンテラスが望める。


    先を行く若者ハイカー。
    暫くこのような道を登る。
    水平な道になる手前の開けた所から望むガーデンテラス。


    上に登ってきたら雪が見え出した。
    谷を詰めて登る。
    そろそろ尾根に出そうだ。


    尾根道に乗り上げた所。ガーデンテラスは、後1km。やっと半分だ。
    融けずに残っている雪。


    最後の斜面をジグザグに暫く登って行く。
    石切道の最終の水平道になる手前に「立入禁止」の札があった。気になるのでそちらの様子見に行って見ると。


    整備された法面の所に来た。どうやらガーデンテラスの駐車場の奥まった所のようだ。
    法面を登ってみると、やっぱり駐車場だった。


    除雪された残雪がこんなにあった。
    駐車場から市街を見下ろす。


    ガーデンテラスの天望台に行ってみる。
    天望台から阪神市街を見下ろす。


    フードテラスのある方へと進む。
    ここのフードテラスで早目の昼食を取る。きつねうどんとご飯を注文した。


    フードテラスを出て外へ。


    新名所の六甲枝垂れ。
    ちょうど今は氷の祭典が開催されている。
    極楽茶屋跡へと向かう道は残雪がたっぷり。


    極楽茶屋跡。
    茶屋跡の横に立つ道案内。
    有馬まで下るには4kmもある。


    茶屋の横の道を真っ直ぐに進む。
    小川谷方向と紅葉谷方向の分岐点。
    右に紅葉谷道へと下る。


    ガーデンテラスをでてからは、このようにミニアイゼンを着けている。 紅葉谷道は北斜面の道で日陰が多く残雪も多い。アイゼン無しでは危険。 道のあちらこちらで倒木が見られる。大きな根っこが道を塞ぐ。


    倒木
    これまた倒木。
    激しく折れて裂けてしまっている。


    ここにも根っこが転がり落ちて来ていた。
    百間滝分岐。右の道を登って滝を見に行く。 百間滝上部から滝の下を見る。滝見のハイカーがたくさんいるようだ。


    百間滝を超えて、先に似位滝を見に行く。
    30%程度の氷結だ。
    滝壺付近は結構氷結していた。


    こちらは百間滝。こちらも20%以下の氷結。
    滝壺付近の樹木のつらら。


    またこの道を登って分岐に戻る。
    分岐には、これから滝見のハイカーがアイゼンを着けていた。


    見ているとアイゼンの着け方が怪しい人がたくさんいる。間違いを教えてあげておいた。
    百間滝分岐から数分下ると七曲滝への分岐に着く。


    七曲の滝。こちらも半分以下の氷結。寂しい限り。


    滝見の後、また分岐に戻る。


    白石谷分岐。


    湯槽谷分岐。
    有馬温泉まで、後1.2km。


    広い林道を下って行く。
    ロープウェイ有馬温泉駅が見えてきた。


    金の湯前を通過。
    今日も足湯には観光客がたむろしていた。
    バスターミナル前の広場。神戸モンキーズショーの道具がおいてあった。今は休み時間中かも。


    神戸電鉄有馬温泉駅に到着。



     各地点の到着時刻、所要時間は次のとおり。

    住吉台(エクセル東バス停) 8時32分出発
     〜(13分)〜石切道登山口 8時45分通過
     〜(78分)〜ガーデンテラス駐車場 10時3分通過
     〜( 6分)〜フードテラス 10時9分着、10時38分発(29分休)
     〜(21分)〜極楽茶屋跡 10時59分通過
     〜( 3分)〜紅葉谷下山口 11時2分通過
     〜(28分)〜百間滝・似位滝分岐 11時30分通過
     〜(16分)〜似位滝 11時46分通過
     〜( 5分)〜百間滝 11時51分通過
     〜(11分)〜百間滝・似位滝分岐 12時2分通過
     〜(11分)〜七曲滝分岐 12時13分通過
     〜( 9分)〜七曲滝 12時22分通過
     〜( 7分)〜七曲滝分岐 12時29分通過
     〜(14分)〜湯槽谷・紅葉谷分岐 12時43分通過
     〜(14分)〜ロープウェー有馬温泉駅 12時57分通過
     〜(17分)〜神戸電鉄有馬温泉駅 13時14分着


     歩いた距離:約10km

    今日歩いたコース。