新神戸〜瀧山城址〜再度山ドライブウェイ(二本松)〜猩々池〜七三峠〜平野谷西尾根〜天王谷東尾根〜平野 2013.2.10

     今日は、未踏の平野谷西尾根と天王谷東尾根を歩こうと思い、さてどこからアプローチするかと悩んだ結果、標記のコースを歩くことにした。 新神戸から瀧山城址への道は、まだ上り方向で歩いたことは無く、二本松林道もまだ歩いていないので、新鮮な感じで歩けるのではと期待を込めて、いつもの ように新神戸駅から出発した。

     下り方向で歩いた時は、結構きつい登り道と思っていた瀧山城址への道も、以外と簡単に登れてしまった。瀧山城址から再度山ドライブウェイへと進んで行く。

     ドライブウェイの二本松バス停から二本松林道に入る。ここからの道は初めての道になる。林道だけに自動車道となっているので山道を歩く程の楽しさは少ないが、 朝日の射す静かな道を歩いていると気持ち良さを十分に感じることが出来る。

     猩々池について見ると、薄氷が半分程張っていた。ついつい童心に返り石でも投げてみようかと思い辺りを見回して見たが、 枯葉ばかりで適当なものが見当たらない。ちょっと残念な気持ちを残したまま、その先へと林道を進んで行く。

     林道入口には、チェーンの柵が設けてあった。進入禁止かと思ったが、工事による通行止めであった。徒歩では通れるようで、柵の横をすり抜けて先に向かう。

     15分程で、七三峠への分岐らしき所に着いた。道標があり、見ると七三峠への案内は無く、再度公園への案内になっていた。七三峠から再度公園にも行くことが出来るので この方向に進めば良いのかも知れないが、どうもこの道ではなさそうだ。

     七三峠への分岐は、まだもっと先なのだろうかと思い少し先に目をやって見ると、もう一つの道標がすぐ先にあった。行って見ると、はっきりと七三峠への案内が書かれていた。

     峠への山道に入って行く。ずっと山道が続くかと思ったらすぐに小さな林道に合流した。その林道を歩くこと3分程で、再び山道に入り、少し登ると七三峠であった。

     七三峠には、以前にも一度来ている。南に進み尾根道の分岐で、今日は、右側平野谷西尾根道へと入る。行って見ると西尾根道も以前に歩いた東尾根道と同じような道で、 小さなアップダウンを繰り返しながら下って行く。30分程すると二本松林道との出合いとなる峠に下って来た。林道をここから東に進めば猩々池に戻る。西に進めば、 天王谷へと下り有馬街道に出る。

     こちらと向こうの両側に道標が立っていたが、どちらにも、今から行きたい天王谷東尾根の案内はない。右手前方を見てみると、案内板と上に登って行く道があった。 東尾根道の取り付きだ。

     案内板によると東尾根道は、防火線ということであり、登って見ると尾根に付いた道の両側は、随分と開けており景色が良い。 樹木の冬枯れも相まって、眼下に神戸の街並みが良く見える。

     東尾根道に入って10分程過ぎると有馬街道の天王谷インター付近の上部に着いた。分岐道もあり、それを下るとインターに降りて行けるらしい。分岐をやり過ごして、 また10分程歩いて行くと尾根道も終わりとなり、有馬街道へと下る急降下の道となった。

     足運びを慎重にして下って行くと、ゴミ捨て場に降りてきた。そこを抜けるとアパートの駐車場らしき所に出た。旧街道へと車道を降りて行く。 降り立った所は、桃山バス停という所で、時刻表を見るとバスが来るにはまだ時間があった。平野交差点まで歩いて行くことにした。

     平野交差点を東に折れて、三宮行のバス停に向かう。バス停に着いて5分で三宮行のバスに乗れた。

     今日のハイキングは、午前中であっけなく終わってしまった。

    いつものように今日も新神戸駅から出発。
    駅構内で準備体操の後、ガードを抜けて進む。
    砂子橋手前、ここの左階段を登る。


    ここが城山への登山口になる。
    暫く登るとロープウェィの鉄塔下に出る。
    ロープウェイを真下に望む。


    ここは、真っ直ぐ行くと行き止まり。左に登る。
    この先を左に折れて行く。この辺りから水平道となる。


    城山公園に着いた。最初の小休止をベンチで取る。
    公園の奥の方に城址の碑がある。


    左下から、北野からの道が合流する。
    摩耶山頂を道途中で望む。
    この先に市章山への分岐がある。道なりに真っ直ぐに進んで行く。


    再度山ドライブウェイに出てくる。少し北へと歩いて行く。
    ここの分岐を左に取り、二本松林道へと入る。


    道案内を見る。まずは猩々池を目指す。
    朝日射す林道を歩いて行く。


    林道は、山をくり貫いて作ってある。左側に昔の歩道がある。


    猩々池に着いた。


    池の水面は一部凍っている。
    薄氷だ。


    この階段を下ると大師道。山手方面に下る道だ。 今日は林道をさらに先に、七三峠を目指して進む。 工事しているが林道は通れるようで一安心。


    静かな林道を歩いて行く。
    猩々池から15分程で七三峠への分岐に着く。ここは、再度公園への道。


    七三峠への道は、この少し向こうにある。


    ここの山道に入る。
    少し行くとこの道案内があり、すぐまた林道に出る。
    この林道を数分進む。


    この先、道標の所を左へと進む。


    少し登って行くと七三峠に着く。
    峠から鍋蓋山山頂を見上げて見る。


    峠からの道。右の道は、極楽谷に下る道だ。真っ直ぐに進む道は、尾根の道となる。真っ直ぐに進む。
    峠から数分進むと分岐に着く。道標は、左右どちらも二本松林道とある。


    左は、平野谷東尾根への道、平成19年8月19日に一度歩いた道だ。右は、西尾根道だ。今日は右に進む。 西尾根道は、尾根の真上を真っ直ぐに伸びる。 鉄塔の下を通過する。ここは、見晴らしが良いので、菊水山が良く見える。


    小さなアップダウンを何度も繰り返しながら下って行く。
    二本松林道と出会う峠に下って来た。


    道標には親切な案内が書かれている。
    今下って来た所を振り返って見る。
    林道を東方向に進むと猩々池に戻る。


    林道を西方向に進むと天王谷に下る。
    向かい側にも道標が立つ。左手に下ると平野谷。 今から向かう天王谷東尾根は、道標に書かれていない。右手奥に登る道がある。あれが東尾根道の取り付きのようだ。


    取り付きにある案内板を見てみる。天王谷東尾根道は防火線となっている。
    ここを登って行く。
    尾根道は、防火線となっているだけに開けていて見通しが良い。


    こちらもアップダウンを繰り返す。
    山麓バイパスの天王谷インター付近の上を歩いている。
    ここから天王谷インターへ下れるらしい。


    天王谷東尾根道も終わりとなり、住宅地に下って来た。
    ゴミ捨て場となった道を下って行く。
    しっかりと道標が立っていたが、分り難い所に立っている。


    フェンスの横を下って行く。
    アパートの駐車場に下ってくる。


    旧有馬街道に降り立つ。
    降り立った所は、桃山バス停。


    バスの待ち時間があったので平野交差点まで歩いて行く。
    平野交差点を東に折れる。
    平野バス停に到着。三宮行きのバスに5分の待ち時間で乗れた。



     各地点の到着時刻、所要時間は次のとおり。

    新神戸駅 8時6分出発
     〜( 2分)〜城山登山口 8時8分通過
     〜(27分)〜城山公園 8時35分着、8時38分発(3分休)
     〜(13分)〜再度山ドライブウェイ 8時51分通過
     〜(13分)〜猩々池 9時4分通過
     〜(26分)〜七三峠 9時30分通過
     〜( 4分)〜東尾根・西尾根分岐 9時34分通過
     〜(25分)〜平野谷・二本松林道出合い 9時59分通過
     〜(26分)〜旧道桃山バス停 10時25分通過
     〜(10分)〜平野バス停 10時35分着


     歩いた距離:約7.2km

    今日歩いたコース。