六甲ケーブル下〜油コブシ〜番匠屋畑尾根〜湯槽谷山〜有馬 2014.1.3


     ここ3ヶ月程ハイキングをさぼっていたので新年の初ハイキングは無理のないコースにしようと油コブシを登ることにした。油コブシに登った後は、有馬にくだって温泉に入ろうと思う。

     自宅から通勤定期を使ってJR六甲道へ。駅から16系統の市バスで六甲ケーブル下駅へ。こちらもバスの定期が使えて無料で乗れる。今年の夏に退職すれば通勤定期は無くなる訳で、交通費も馬鹿にならないなと思ってしまう。

     油コブシ道は、頂上までのきつい登りを過ぎれば、その後は、最終部の階段までは緩やかな綺麗な水平道が続き歩きやすい道である。サンライズドライブウェーに出ると油コブシ道は終わりとなり、そこからゴルフ場へ。ゴルフ場からは、ガーデンテラスへと進んでゆく。

     いつものフードテラスにて早目の昼食休憩を取り、番匠屋畑へと向かう。ガーデンテラスから極楽茶屋に向かう下り道は、案の定残雪による氷の道となっていた。こんな事もあろうかと、軽アイゼンを持参していたのだが、なんとか使わずにと慎重に下りかけたが、危険なために途中でアイゼンを付ける。

     この先の番匠屋畑も残雪が心配でアイゼンをつけたまま番匠屋畑を下り始めたのだが、以外にも残雪は皆無で、下りだしてすぐにアイゼンを外す。

     3ヶ月振りのハイキングで体がなまっており、番匠屋畑尾根の次から次と現れるアップダウンの登りが結構体にこたえる。湯槽谷山への登り返しは、一歩一歩ゆっくりと時間をかけて登る。

     湯槽谷山頂上にて小休止の後、コルを目指して下る。ここの下り道は急降下の道で、およそ500mを一気に丸太の階段道で下る。下りついたコルからは、有馬へと谷を下って行く。

     鼓ケ滝公園に降り立ち、滝に立ち寄ってからロープウェーの駅へと登り返して、温泉街へと向かう。「銀の湯」にて一風呂浴びて、体を休めてから帰路に着く。


    六甲ケーブル下駅から出発。
    道路を少し戻り左の坂道を登り、有料老人ホームが立ち並ぶ所へと向かう。 道なりに登ると、突き当たりに油コブシの登山口がある。


    左に折れて油コブシを六甲ケーブル山上駅へと目指す。
    右はきつい道、左はゆるい道。右にきつい道へと進む。


    きつい道を登りきるとここの分岐に出てくる。中央の道に進むのが正しいが、右の荒れた道に進む。


    荒れたこの道は、関西電力の管理道であった。ここで本線に合流する。鉄塔の下をくぐる道もあるが、右の水平道へと進む。
    ここは、高羽道との分岐。左手方向に山道を登る。


    次の鉄塔の直下をくぐって登ってゆく。
    きつい丸太の階段道を登りきると、頂上手前の広場に出る。
    東屋で休憩を取る。


    左のゆるい道には行かずに、まっすぐにきつい道を登ってゆく。 登りきると油コブシの頂上だ。三角点がある。
    頂上からは、暫く水平な道がずっと続く。


    寒天山道の分岐をやり過ごして進む。
    六甲ケーブル山上駅から東に100m程の所。サンライズドライブウェーに出てくる。ここを東に進む。 少し行くと広い三叉路に出る。突き当たり正面の山道を登ってゴルフ場を目指す。


    ゴルフ場からは全山縦走路でガーデンテラスに向かう。
    年末の雪がまだ残っている。


    ガーデンテラスに到着。ここは、まだ営業していない。 その先のフードテラスは営業していた。ここで早めの昼食休憩を取る。 六甲枝垂れは、今日は客もチラホラと少ない。


    極楽茶屋へと縦走路を進む。
    極楽茶屋跡前から縦走路を離れ、番匠屋畑へと向かう。 この分岐は左に進む。裏六甲の残雪が心配だ。


    小川谷分岐をやり過ごしまっすぐに屋畑尾根に取り付く。 屋畑尾根の途中にある道案内。まだこんな所だ。先は遠い。 ロープウェーの鉄塔直下をくぐり抜けて行く。


    いつもは、ガラガラと機械音が聞こえるが、今日は運休停止しており静かである。 屋畑尾根の三角点を通過。湯槽谷峠はもうすぐだ。 ここが湯槽谷峠。湯槽谷山へときつい上り返しの道が待っている。


    きつい登り道を登りきると、高尾山への分岐に出る。 湯槽谷山の頂上に到着。小休止を取った後、灰形山とのコルまでの500mの急降下を下る。
    急降下を下ってコルに到着。


    灰形山への上り返しはしないで、右に有馬への道を下ることにする。 「紅葉谷を経て」とあるが鼓ケ滝公園に出られるはずだ。
    あまり人の通った様子がない道を下る。


    下流にくると大きな堰堤があり、整備された階段で堰堤を巻いて下る。 堰堤上部から有馬の温泉街を望む。手前の白い建物はロープウェーの有馬温泉駅だ。
    鼓ケ滝公園に下りてきた。


    鼓ケ滝に立ち寄ってみる。
    この公園は、紅葉の頃が一番綺麗だ。
    ロープウェーの有馬温泉駅前に出てくる。


    ロープウェーは2月一杯まで運休だ。
    有馬の温泉街へとくだり、「銀の湯」で汗を流した後、帰路につく。



     各地点の到着時刻、所要時間は次のとおり。

    六甲ケーブル下駅 8時34分出発
     〜(47分)〜油コブシ頂上手前の休憩所 9時21分着、9時27分発(6分休)
     〜( 4分)〜油コブシ頂上 9時31分通過
     〜(19分)〜ドライブウェー出合い 9時50分通過
     〜(16分)〜ゴルフ場 10時6分通過
     〜(18分)〜ガーデンテラス 10時24分着、10時50分発(26分休)
     〜(16分)〜極楽茶屋跡 11時6分通過
     〜(43分)〜湯槽谷峠 11時49分通過
     〜(16分)〜湯槽谷山頂上 12時5分着、12時12分発(7分休)
     〜(22分)〜湯槽谷山・灰形山鞍部 12時34分通過
     〜(22分)〜鼓ケ滝 12時56分通過
     〜(18分)〜有馬温泉「銀の湯」 13時14分着