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C editer command


(1)l [ln1[ln2]]        (list command)
     ln1 からln2 までを画面にリスト表示します.ln2 を省略した時は、ln1 からテキストの最後までを表示します.ln1, ln2 とも省略した時は、テキストの最初から最後までを表示します.りスト表示の一時停止は、スペースキーを押す事により可能です.再度スペースキーを押すとりスト表示を再開します.

(2)p [ln1[ln2]]        (print command)
     プリンター装置にリストを印刷します.範囲の指定等は、l コマンドと同じです.

(3)d ln1[ln2]]        (delete command)
     ln1 から ln2 までの範囲のテキストを削瞼します.ln2 を省略した時は、ln1 のみ削除します.

(4)n             (new command)
     メモリ内の現在のテキスト全体を削除します.

(5)i [ln1]          (insert command)
     ln1 以前にテキストを挿入します.本コマンド投入後、画面上には、':' を表示してテキストの人力待ちとなります.一行人力する毎にリターンキーを押すことにより連続してテキストの挿入が出来ます.挿入をやめる時は、ブレークキーを押します.
    なお、テキスト入力中は、':' 左側に入力しても無効となりますので注意してください.ln1 を省略したときは、現在のテキストの最後に、入力したテキストを追加します.

(6)r [ "filename" ]      (read command)
     カセットテープから、指定された filename のテキストファイルをメモリ内に読み込みます.filename が省略された時は、テープ上の最初のテキストファイルを読み込みます.メモリ内に既にテキストが存在する時は、読み込んだテキストは、後に追加されます.読み込み途中でやめたい時は、ブレークキーを押して下さい.

(7)w "filename" [ln1[ln2]]   (write command)
     メモリ内のテキスト中の ln1 から ln2 までの範囲を指定された filename をつけてカセットテープに書き込みます.ln2 を省略した時は、ln1 からテキストの最後までを書き込みます.ln1,ln2 とも省略した時は、テキスト全体を書き込みます.書き込み途中でやめたい時は、ブレークキーを押して下さい.filename は省略出釆ません.

(8)s "strings" [ln1[ln2]] (search command)
     メモリ内のテキスト中の ln1 から ln2 までの範囲内から、指定された strings を含むテキスト行を画面に表示します.ln2 を省略した時は、ln1 からテキストの最後までが検索対象となります.ln1,ln2 とも省略した時は、テキスト全体が検索対象となります.

(9)m ln1 ln2 [ln3]          (move command)
     ln1 から ln2 までの範囲のテキストを、ln3 以前に移動します.ln3 を省略した時は、テキストの最後に移動します.ln1,ln2,ln3 の指定可能範囲は、次のとおりです.
      イ.ln1 =< ln2, ln3 < ln1
      ロ.ln1 =< ln2, ln3 > ln2 +1

(10)c ln1 ln2 [ln3]         (copy command)
     ln1 から ln2 までの範囲のテキストを、ln3 以前に複写します.ln3 を省略した時は、テキストの最後に複写します.ln1,ln2,ln3 の指定可能範囲は、次のとおりです.
      イ.ln1 =< ln2, ln3 =< ln1
      ロ.ln1 =< ln2, ln3 > ln2

(11)f
     ファンクションキーの現在の定義状態を表示します.表示された内容は、screen edit が可能です.画面制御文字は、esc を押してから ctrl+M のように入力して下さい.

(12)!
     C system に戻ります.
     入力したテキストはメモリ内に保存されたままですので、C system から再度 editer を起動すれば続けてテキストの編集が可能です.

(注)
○ 本 editer は全ての場合において screen edit が可能です.
○ l command や s command にて画面に表示された内容は、修正したい位置にカーソルを移動して、必要な修正の後リターンキーを押すことにより容易に修正出来ます.
○ なお、i command によるテキスト入力時に、画面に表示された人力済内容の修正はできません.この時は、新たな人力行としてテキストに格納されます.


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