アステルPHS用ダイレクトメール送信システム for Windows (2000年9月)
【概 要】
 アステルグループのPHSドットアイシリーズ端末の端末間メール送受信機能を利用したパソコンからPHS端末に直接メッセージを送信するプログラムです。

 アステルPHSドットアイシリーズのダイレクトメール送受信に関する通信プロトコルは、アステル東京のホームページにて公開されています。

ダイレクトメール仕様公開ページ
http://www.yozan.co.jp/asteltokyo/doti/direct.htm

 この資料を元に作成したのがこのプログラムです。営業部門に勤務していた頃、外回りの営業マンへの連絡用手段として開発しました。当時は結構便利に使っておりました。

【特 徴】
 PHSの電波エリアが携帯電話に比べて小さいことや、受信側PHSが通話中にはメールを受け取れないことなどを考慮し再送信機能を持たせています。その他、以下のような便利な機能を実現しています。
    ・最大500文字までの文章を送信可能
    ・自動再送機能(再送間隔、再送期間の指定が可能)により確実に配信可能
    ・電話帳選択、グループ選択により簡単に送信相手が指定できる
    ・定型文の組合せで文書を作成できる
    ・一度送信した文章は保存しておき、次回再利用することができる
    ・順次同報送信機能により一度に複数の相手に送信できる
    ・送信結果も出力され、印刷して保存することができる

【取扱説明】
@ダウンロード・インストール
 ここからdotdirect.lzhをダウンロードし適当なフォルダに解凍してください。解凍後に dotdirect フォルダが作成されます。
Aファイルの確認
 作成された dotdirect フォルダには、次のフォルダ、ファイルがあることを確認してください。
	dotdirect.exe         実行ファイル
	dotdirect.ini         設定ファイル
	定型文書              定型文書保存ファイル
	自由文                送信文書保存ファイル
	電話帳.ndx            電話帳管理データ(サンプル)
	電話帳.001            電話帳1(サンプル)
	電話帳.002            電話帳2(サンプル)
	project\              VisualBasic プロジェクトフオルダー
 project フォルダーには、VisualBasic(バージョン6.0SP5) のソースファイル一式があります。
Bdotdirect.exeの実行
 エクスプローラーから dotdirect.exe をダブルクリックして起動します。起動するとメインウィンドウが表示されます。
 なお、残念ながら、ここまでのインストールでは、dotdirect.exe を実行することができません。実行には、VisualBasic のランタイムが必要です。
 ランタイムをこちらで入手してインストールするか、VBの開発環境をインストールしてください。
Cdotdirect.exeの終了
 メインウィンドウの「ファイル」−>「終了」を選択します。メインウィンドウ右上のXボタンをクリックしても終了できます。
Dアンインストール
 解凍してできた dotdirect フォルダをフォルダの中味ごとエクスプローラーなどで削除してください。VBランタイムのアンインストールについては、ランタイムインストーラに付属のドキュメントに従ってください。


【必要な環境】
 本システムを利用するには、最低限以下のようなハードウェア環境を準備する必要があります。
    ●メール送信側
     このプログラムをインストールしたパソコンにアステルデータカード(XN-11,XN-21等)と32KPIAFS対応アステルPHS端末を接続します。データカードとPHSの替わりにデータカード型PHS(AN-X1)を接続しても構いません。
     「ハイパーターミナル」などの通信ソフトで動作確認を行っておきます。

    ●メール受信側
     ドットアイ対応PHS端末(AJ-51)を必要な台数準備します。
【ダウンロード】