パソコンの使用状況を把握するユーティリティ
    (プログラム使用実績管理プログラム) for MS-DOS   (1993年1月)

【概 要】
 このプログラムは、CQ出版社発行の「トラ技コンピュータ」平成5年11月号に掲載されました。MS-DOSのTSRプログラムで8086アセンブラ(MASM)で作成しました。

 当時私はある会社の情報システム部門に属していました。その当時はパソコンの普及もそれ程でなく企業に導入されるパソコンの数も限定されており、数台のパソコンを多数の者で共用していました。パソコンの稼働実績管理も一つの重要な業務で、アプリケーション毎の使用実績を把握する必要があり、何とか自動で記録できないものかと思案した結果、出来上がったプログラムがこのプログラムです。

 当時のパソコンのOSはMS-DOS全盛の時で、まだWindowsは普及していませんでした。MS-DOSの上でバックグラウンドでプログラムを走らせる方法としてはTSRの手法を採用するのが一般的でした。このプログラムも起動するとメモリ上に常駐したまま終了します。MS-DOSのシステムコールを横取りし、アプリケーションからプログラムの起動要求やプログラムの終了要求がある度にその内容を解析し記録します。


実行ファイルgetpn.lzh(getpn.com + getpn.asm + count.c + count.exe)
ソースファイルgetpn.asm count.c
マニュアルhtml
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