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昨年の晩秋頃からメインで愛用しているマシンのWindowsMeが不調。画面の表示更新がピタリと数秒〜数十秒間止まる。ファイルの異動・削除や、ネットワーク上の別マシンの共有ディレクトリへのアクセスを繰り返していると発生する。
出来の悪いソフトがガーベージコレクションを始めた時のような症状だ。システムは動作しているのだが、画面表示が暫くの間更新されない(ウィンドウの閉じるボタンを押しても画面上ではウィンドウが開いたまま)のでどうも始末が悪い。ひどい時はいつまで待っても回復しない。こんな状況でもスタートメニューは動作するので、ユーザーのログオフや再起動で逃げていた。この症状が昨年末12月に入って特に頻発、ほとほと困ってしまった。
いつからこの症状が出だしたのか、原因は何か、色々考えて見た。昨秋に実施した大きなシステム変更は4つ。まずハードウェアとして、CPUをPentiumV-1BGHzからテュラティンのceleron-1.4GHzに変更、これに伴いマザーボードもテュラテイン対応に変更した。メインメモリの構成も128MBメモリx2本の256MBから256MBx1+128MBx2の512MBに増設した。ソフトウェアとしては、IEを5.5から6.0-SP1にバージョンアップした。
ハードウェアの変更が原因とは余り考えたくなく、まずはIE6.0へのバージョンアップを疑って見た。IEはWindowsシステムの一部を構成する重要なモジュールであり、これを真っ先に疑った次第。これを元に戻して動作確認すればはっきりするが、これを元に戻すことは、最悪WindowsMeの再インストールに至るやも知れず、なかなか手をつけられなかった。
ところが年末に年賀状作成やホームページのリニューアル作業を始めるに至り、このままでは作業効率も悪くイライラするばかりなので、思い切ってIEのバージョンダウンを試みた。
結果は案の定である。「コントロールパネル」の「アプリケーションの追加と削除」からIEを「以前の状態に戻す」を選択して実行。再起動の段階で、「○○ファイルが見つかりません」と悪い予感のメッセージが出力、画面が起動途中から先に進まなくなった。PCをリセットし、セーフモードで再起動を試みるも同症状で、結局、WindowsMeの再インストールとなってしまった。こういう作業というものは、いつも余裕のない時に実施する悪い癖があり、この時も夜中の22時頃にやってしまった。この夜はWindowsMeの再インストールで午前2時過ぎまで作業を余儀なくされた。
再インストールという最悪の作業を強いられたが、これによりレジストリやその他各種設定が綺麗になり、これでマシンの不調もなくなるのではと期待したがダメである。画面表示が暫くの間更新されない不調は未だに解消されない。年明けても不調を抱えたままである。
本当の原因はハードウェアにあるかも知れず、現在メモリ構成を色々と変更して様子を見ている。
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