| WMA のライセンス | 2003.1.14 |
- [ツール] メニューの [オプション] をクリックします。
- [CD オーディオ] タブをクリックします。
- [個人用の著作権管理を有効にする] チェック ボックスをオフにします。
昨夜、Windows Update をインターネットを通じて行った。IEを、IE5.5SP2 にアップした。今ならIE6 にアップデートする手もあるが、Windows Me の不具合問題がまだ解決していないので、それは控えた。Update で隠れた問題が解消されるのは良い事だが、新たな問題を抱えることになることもあろう。
一昨日、コピーコントールの施された浜崎あゆみのＣＤアルバムを Windows Media Player でＰＣに取り込んだ。コピーコントールが施されていたのでなかなかすんなりとは行かなかったが、何度も挑戦しているうちに、全 15 曲の内、14 曲までなんとか取り込みに成功した。最近のコピーコントロールＣＤも扱いがやっかいでいつも困る。取り込んだ音楽データは、拡張子が WMA の Windows 特有のオーディオファイルとしてＰＣに格納される。
さて、IE のアップデートを終え、一昨日取り込んだあゆのアルバムを聞こうとしたのだが、Windows Media Player が「このファイルの演奏のためのライセンスがない」とエラーを返してくる。こんなエラーに遭遇するのは初めてである。一体なにが起こったのか。さては、Update でおかしくなったか。はたまた、コピーコントロールの掛かったＣＤからの取り込みは時間がたてばダメになるのか、など考えて見る。そこで、以前に取り込んだＣＤのデータはどうか、次から次と試してみたが全て同じ内容のエラーを返してくる。これはどうやら Windows Media Player が Update でいかれてしまったのではと推測。再度、WMP をインストール仕直して見た。結果は同じだ。早速、インターネットで色々探って見た。
Windows Media Player には、各種オプションがあり、その中に著作権管理の項目があるらしいことが判った。なんでも、これが有効にしてあると、ＣＤから取り込んで wma ファイルを作成する際にライセンス管理情報が埋め込まれるらしい。その結果、データを取り込んだパソコンではファイルを演奏できるが他のパソコンでは演奏できないということになる。なるほど、この話しは理解できるが、では、このパソコンで取り込んだはずのあゆのファイルがなぜこのパソコンで演奏できないのか、不思議である。
このライセンス管理の仕組みを少し考えてみた。個々のパソコンの違いをライセンス管理の情報としているようであるが、では個々のパソコンの違いとは何か。端的に違いを示すものはCPU 個々に付けられた ID ということになろうか。そこまで思いついて気がついた。実は、朝から CPU を celeron-1.4G から celeron-633M に変更していた。Windows Me の不具合が、CPU 変更によるものなのかどうか様子を見るためである。こちらは CPU を変更しても症状の改善は見られ無かったので元に戻す事にした。CPU を celeron-1.4G に戻して見ると案の定、あゆのファイルを演奏することが出来るようになった。ちなみに PentiumⅢ-1BG を載せていた時に取り込んだファイルを演奏してみると「ライセンスがない」のエラーがでた。
結果は、Update の影響ではなく CPU 交換であった訳だが、また一つトラブルを経験して知識を習得した。トラブルこそいい学習の機会である。
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『Windows Media Player 7.1 リリース ノート 2001 年 5 月』より抜粋
(http://www.microsoft.com/windows/windowsmedia/ja/software/V7/p7notes.asp)
CD からトラックをコピーする
既定では、Windows Media Player は個人用の著作権管理によって、CD からコンピュータにコピーされたコンテンツを無断で使用できないように設定されています。この機能を有効にすると、コンピュータにコピーしたトラックはすべてライセンス付きファイルとなり、ライセンスをバックアップしてほかのコンピュータで復元しない限り、ほかのコンピュータでは再生できません。コンテンツをほかのコンピュータに転送する場合は、ライセンスをバックアップしてから転送先のコンピュータ上で復元する必要があります。
個人用の著作権管理を無効にするには
ライセンスのバックアップと復元の詳細については、Windows Media Player のヘルプを参照してください。