千里中央 2003.2.16

    千里中央公園展望台  良く晴れた昨日、いつものごとく近場巡りのドライブを楽しむために、千里中央へ出かけた。中国自動車道を西宮北ICから吹田ICまで走り、高速道路の側道を西へ2キロ程戻る。地図を片手に走るのだが、場所が良く分からない。交差点を通過する度に、ここで曲がればいいのか、それとも真っ直ぐか。自問自答の繰り返しの末、なんとか目的の千里中央公園に辿り着いた。  辿り着いた所が、展望台のある駐車場。すでに先客で満車状態、暫く入り口で待つも、出ていく車がない。仕方なく路上駐車の群に仲間入りする。

    展望台から万博会場を望む  真っ先に展望台に登って見る。この展望台に天皇陛下も登られ、万博会場方面を眺められたとか。確かに、この展望台からの四方の眺めは素晴らしい。とはいえ、長い時間をつぶせる場所でもなく、展望台を降り、公園の方に足を向ける。桜の木がたくさん植えてあり、桜の花の咲く頃は、この公園も一際賑わうことだろうと想像する。真冬の午後の一時、散策する人も少なく、また、高台に位置し植林に囲まれているからだろう、公園は全く静かである。その静けさを破るかのように、ゴーゴーと子供達が滑るローラー滑り台の音がにぎやかに響いてくる。150メートルはあろうか、結構な長さに子供達が、代わる代わり滑りを楽しんでいる。娘や息子が小さな頃にここに遊びに来ていたらさぞかし喜んだであろうと思わされる光景である。

     中年夫婦二人にとっては、これ以上居る用事もなく、次なる目的地、千里セルシーに向かう。昨年、ここに中華街ができたという。千里中央駅周辺の駐車場に車を留め、セルシーの中華街に向かう。ビルの5階に、20数店の中華レストランがひしめく屋内型の中華街である。飲茶の店などは結構な賑わいで順番を待つ人の列が長く続く。比較的空いている店を探し昼食をとる。味は、本格的である。食事の後、外に出、中華雑貨の店に入る。子供達への土産をさがす。中国産のめずらしい物が並び、なかなかに楽しい。しばし、ショッピングを楽しんだ後、千里中央を後に帰路につく。

     土産に買ったチョコレートを自宅について賞味してみたが味はもう一つ。やはり西洋仕込みの物は中国土産には似合わない。