久しぶりのプログラミング 2003.5.12

    プログラミング  昨日は朝からの雨にドライブもまま成らず、自宅でゆっくり過ごす事にした。そこで、以前からテーマとしていた、Webサーバーのアプリケーション開発に取り掛かることにした。折角の自宅サーバー、CGIなどの利用制限は全くないのに、それを活用したページを、まだ作っていない。

     Webアプリケーションといえば、データベースとの連携が格好良い。自作・自演のプログラムといえども何かテーマをもって取り組みのは楽しいこと。その動機の一つに格好良さがあっても不思議ではない。むしろ、そのような事を目指す方が励みにもなり、やりがいもある。

     どんなアプリケーションを作るか考えてみた。環境は、PostgreSQL+PHP。良くあるのは、掲示板やページ訪問者の感想の書き込みページなどだが、ベンツの燃費データの管理システムを作ることにした。C220のページにはメンテナンス記録を公開しているが、メンテナンスにつきものの燃費記録が無い、これを追加しようと思う。

     手元には、満タン法による燃費データを記録したガソリンチケットがずっと保存してある。データ数もそこそこにある。これをデータベースで管理し、データ登録はWebページから簡単に行えるようにする。ページ訪問者が見る燃費データの一覧は、データベースから読み出してページの自動生成を行う。データ登録ページは、管理者である私が自宅のクライアントマシンからアクセスした時だけ表示する。この程度のことなら、数時間もあれば開発できる。雨の日曜日、良い遊びのテーマだ。早速取り掛かることにした。

     と、ここまで進んで困ったことに気づいた。先日123GバイトのHDDを取り付けた際、Linuxのインストールしてあった40GBのHDDを取り外してしまっていた。Linuxの起動を考えた場合、HDDは元の位置に戻すのが何かと面倒もなくて良い。123GのHDDを取り外し、40GBのHDDに戻した。セカンダリのIDEのスレーブに繋いでいる48倍速のCD-ROMを取り外しここに123GBのHDDを繋ぎ直した。セカンダリのマスターに繋いであるDVD-ROMドライブでCD-ROMが読めるので問題はない。123GBのHDDを増設した際にこのようにしておけば良かったのにと、ちょっと後悔した。

     簡単な開発テーマとはいえ、システム開発から遠ざかっていたので、色々と調べ物がある。まずは、PostgreSQLにおけるデータベースの作成とテーブルの構築手順。何度やっても忘れてしまう。以前に作った時のインストールスクリプトを参照し思い出す。テーブルの操作権限の設定でミスをして、最初Webページの表示がうまくいかなかった時も、過去の記録を参考にすぐに問題解決した。やはり、簡単なことでもドキュメントが必要な世界であることを、痛切に感じる。

     燃費データの入力画面は、私だけが使う物であり、入力処理におけるデータの検査やデータの登録前の確認表示などは省略しても良いのだが、暫く使わずにいると操作を忘れたり、誤ることがある。ガソリンの給油月日と給油量、その時点の走行距離の3つの簡単な入力であるが、小数点以下1桁の入力が必要、などの約束事もあり、一応入力ガイド表示ならびに検査処理を入れておいた。自分も第3者のユーザーであると考えることが大事かと思う。(入力ページのサンプル)

     ともかく、久しぶりのプラミングではあったが、過去の記録のおかげでスムースに事が運んだ。数十件の燃費データを登録して作業完了。