午後から大淀にあるO社へ商談で訪問。O社の東京本社と、そこでTV会議を実施。東京〜大阪間に自社用TV会議システムを設置しているとは、さすがOA専門商社のO社であると感心。
さて、そのTV会議。私にとっては初めての経験であり、なんとなく緊張してしまう。目の前のモニターに東京会議室が映し出され、こちらの様子も向こうのモニターに映出されているわけだが、なんとなく前方のカメラが気になる。どこかで、密かに監視されているような錯覚に落ち入る。相互の話合いも、モニターを通じて行うためか無線の交信の「はい、どうぞ。」ってな調子になる。相手が一仕切りしゃべった後で、はいどうぞで、こちらが同じように一仕切りしゃべりはいどうぞである。TV会議には、TV会議としてのやり方がどうもあるようだ。相手の姿、顔、形が見えていても普通の会議とはまたちがった雰囲気がある。
なにはともあれ、東京へ出張せずとも相手と電話以上の話合いができたことに満足。TV会議というものも、やはり使って見なければ価値や、その本当のうまい使い方は分からないなぁと一人納得。東京往復6時間が節約。これは大きい。
と感心しつつ、O社を後に、明日の東京での別件の仕事のために新大阪に向かう。なんとも皮肉な話である。