電子メールについて、ちょっと考えて見た。電子メールも手紙のやり取りの一種であり、ペンフレンドとの文通と基本的にはなんら変わることのないもの。最近は、手紙の交換よりも電話の時代となり、最近の若い人達にラブレターの話をしても、一笑にふされることが多い。電話時代を反映して、最近ボイスメールサービスが大いに売れているとも聞く。
電子メールは、電話と手紙の中間のようなもの。電子メールも文章であるからして手紙と同類であるが、伝達速度は文通等の比ではない。文通は、相手の返事は早くても4、5日を要するが、電子メールは、うまくいけば数分で相手に届き、簡単な短い返事なら、一時間もまたずしてもらうことができる。当り前といえば当り前であるが、即時性を誇る電話並の速度で、手紙という豊かな意志表現媒体を使って、まだ見ぬ憧れの君とコミニュケーションできる、こんな便利な道具は大いに使うべしではなかろうか。