先日来の文庫本「おとこの事典」を読了。面白く、あれよあれよというまに読んでしまった。こんな本を読んでいると朝夕の通勤電車が少しも苦にならぬ。さて、この本、先日も書いたように男と女、それも水商売の世界でのお話玉手箱みたいなもの。ページをめくっていく毎に、書いてある内容に心が刺激されたのか、北新地恋しい悪の虫がムズムズ動きだす。最近は、とんと飲む機会を失い、以前にあしげく通った新地のスナックとも御無沙汰。はてさてママさんは元気にしているだろうか。
そういえば近鉄が優勝したが、近鉄狂いのママはさぞかしご満悦の事だろう。ほんと、近鉄の優勝が決定したあの日、飲みに行けば良かったのに、と今になってちょっと反省。今頃、他人の書いた本に刺激されて尋ねて来ましたよ、なんて言って行けた代物では無い。それこそ、この馬鹿今まであいそつかしてどこの店に行っとったんじゃ、と叱られそうである。一言二言何か毒舌を浴びせられる事必定。
ともあれ、段々寒くなると共に歳末に向かうに連れ、夜のネオンが恋しくなるのですから仕方有りません。ハイ!