いつぞやパソコン雑誌のディスク付録が流行であると書いたと思うが,今月発売中のパソコン関連雑誌はまさに付録オンパレードである.ディスクが付いてくるのが「CMAGAZIN」,「Oh!PC」,「ASCII」,「NETWORKER」,「I/O」,「EYE・COM」である.まだほかにあるかも知れないが,ざっと書店でみた限りではこんな具合いである.ディスク以外には,今月創刊になった「パソコンマガジン」にディスクラベルが,「ザ・コンピュータ」にリフィル用パソコン実用カレンダーが付いている.雑誌を買う者としてはディスクが付いていると何となく得した気分でつい衝動買いしてしまいそうだ.なにしろ新作有名ソフトの体験版プログラムが納めてあり,製品としての完成度は望めないにしても,通信ソフトなんかはそのまま通信が出来てしまう.私なんかのようにちょっとかじりの人間には有難い事である.?万円投資しなければできない経験がたったの数百円でできてしまう.
ここ当分はこのディスク付録がパソコン雑誌界の流行として続きそうな雰囲気である.そのうち「ザ・ベ」や「マイコン」にもディスクがつくのではなかろうか.98Nがでて,ラップトップの世界が賑やかになってきたが,そのパソコンの賑やかさとともに,書籍界も賑やかになって,なかなか面白い.そういえば,雑誌の創刊も相次いで起こっており,暫くは書籍を含めたパソコン世界から目が離せそうにない.