昨日、今日と仕事で東京へ。帰宅、食事を終え入浴を済まし今パソコンに向かいこれを書いている。実は、昨日は南青山にあるアスキー本社へ業務打ち合わせに行った。アスキー本社を訪れるのはこれが初めて。パソコンに少しでも関係する者ならアスキーを知らない人はなかろう。打ち合わせた業務内容は、如何にこのネットのsysopといえど秘密。本業に差し障りがでては困るので書く事は遠慮させて頂く。代わりにアスキーを訪ねての印象を書いてみたい。そういえば少し前の雑誌「LOGIN」にアスキーという会社の照会特集があったと思うが、私はそれを読んではいないので、先入観なしに見たままの事を述べてみたい。
まず、スリーエフ南青山ビル6Fのエレベターを降りる。すると目の前にガラス扉の入り口があり、その正面に受付がある。ここにご多分にもれず女性が二人座っており、にこやかな笑顔で迎えてくれる。ぶすっとした態度など微塵もなく明るく、そう本当に明るい笑顔で、大きな声でいらっしゃませお待ちしていました、と迎えてくれる。うんうんなるほどなるほど天下のアスキー、受付嬢の教育もよろしいと感心はしたのだがどうもちょっと私の心の琴線にもう一つピンと訴えるものがない。なんだろうかとちょっと考えて見た。それは、彼女達があまりにもお嬢さんすぎる。それも、たしかに可愛いのだが、普通の家庭にいる普通のお嬢さん、素人っぽいのである。早い話が大人の女性としての色気を感じさせてはくれない。まさに元気はつらつ、健康(肉体面はよく知らぬが精神的な意味での)そのものな娘さん、そう娘さんて表現がぴったり。私なんかは、どちらかといえば、受付嬢というのは、モデルにでも女優にでもしたくなるような、大人の女を感じさせるちょっと影を持った熟女がなるべしなんて変な持論を持っているものだから、その辺で奇異に感じてしまったのだろうと思う。こんな感想文、彼女達が読んだらそれこそ怒ってしまうかも知れぬ。なんといっても彼女達は、東京のレディである。浪速のねぇちゃんと一緒にしないでよ、と怒られそうだ。
とまぁ、そんなこんなで、私は一体何をしにアスキーへいったのだと、今朝ホテルで目をさました時考え込んでしまった。会社へ提出するレポートにこんな事は書けぬ。