「開局したBBSのPR方法」について
さて色々な思いを込め、用意万端整えて開局したBBS。これもアクセスしてくれるユーザーがいなくては寂しい限りです。ただ、漫然としていてはユーザーは一向に集まってくれません。これは当たり前の事です。他の人は自分が開局したBBSを知る由もないわけですから。そこで、いきおい人の目に触れるようななんらかの形のPRが必要になります。その方法としては、既にお分かりのように次のような形態が考えられます。(1)自分がよくアクセスするBBSに開局の旨掲示する。(2)大手商用ネットに開局の旨掲示する。(3)BBS電話帳などに掲載する。(4)身近な友人・知人にふれてまわる。(5)有名通信ソフトの中のアクセスダイヤル一覧に登録してもらう。このぐらいですかね。
(1)、(4)は誰でも思いつくし、実行に移すのも簡単です。(2)も自分がPC−VANやNIFTY、アスキーネットの会員であれば簡単ですね。もし会員でないならば、会員登録している友人・知人に頼めばいいですね。
(3)の雑誌等に掲載する方法ですが、私の経験から言えばこれが一番効果が有るようです。迅速かつ距離を越えて新メディアのPRに旧メディアが効果があるなんてちょっと皮肉ですが。
(2)の大手ネットへの掲載ですが、こちらは案外と効果が薄いみたいですね。というのも、こういうところには新生BBSのPRがアップされることが多く、ものめずらしくもなく、人を引きつけるのに弱いようです。また、大手ネットは一日に何十何百ものアーティクルがアップされますので、すぐに埋もれてしまいます。まぁ、私もここATLASをPC−VAN、NIFTYにアップしましたが、適面の効果があったのはアップした当日ぐらいだったと記憶しています。1週間もすると自分でアクセスしてみると分かりますが、もう古い書き込みになってしまっていてなかなか見つけることができません。
(5)はどれぐらいの効果があるのかちょっと分かりませんし、またこれを実現するための方法を知っているわけではありません。ただ、私がパソ通を始めた時に使用したソフトが「まいとーく」だったのですが、これに登録されてあったBBSに順繰りにアクセスしていった経験があります。暇な時にも、登録一覧の中から適当にピックアップしてアクセスしてました。ということで、それなりに効果があるのではと思うのです。機会があれば、ここATLASをどこかの通信ソフトの中に登録してみたいな、なんて考えてます。
さて、さて(3)の雑誌掲載ですが、ATLASは現在、「ネットワーカー」、「BBS電話帳」、「全国BBSガイド90」の3種の雑誌に掲載しています。
この掲載方法、きっかけについて話してみましょう。私が最初に行動を起こしたのは、まず、「ネットワーカー」でした。昨年の3月開局後すぐに、同誌の「全国BBSアクセス・インフォメーション」に掲載を希望する旨の手紙を編集部宛に送付しました。1カ月程して、編集部のほうから確認依頼の往復葉書が送られてきました。これを返送して、新生ネットワーカーマガジン89夏号に掲載あいなったというわけです。次に、「パソコン通信」という雑誌にも掲載依頼をかけたのですが、こちらの方はうまくコンタクトできなかったようで、掲載には至りませんでした。
「ネットワーカー」に掲載されたことにより、電波新聞社のほうから、「BBS電話帳」への登録依頼がきました。「貴ネットを掲載したいので、同封所定様式の原稿をいついつまでに送付されたし」とのことで、これが1989年秋号のことです。「BBS電話帳」もこちらから、積極的にコンタクトを取れば喜んで掲載してくれるようです。ただ、発行時期との兼ね合いでタイミングをのがすと半年以上も待たないと掲載されませんが、もうすでに、秋号に関する原稿依頼は先月はじめにきました。昨年はたしか7月上旬だったように記憶しています。新生局なら今連絡すれば秋号に掲載してくれるかもしれません。
「全国BBSガイド90」の方も、アスキーの方から原稿依頼がきました。こちらの方は、編集部にて掲載するにあたり何らかの基準をもってBBS局を選局した模様ですが、運良くATLASは選局されたようです。(初めての局を優先した見たいな節もありますが)
と、まぁ、こんなところです。「BBS電話帳」はオフミーティングなんかの写真も、送れば必ず掲載してくれますので、これからが楽しみです。
以上、BBSに関する雑感を話してみました。今後SYSOPをめざそうという方の参考になれば、幸いです。