家庭内LAN


LANシステム構成



各マシンの外観・スペックは次のとおりです。

PC/AT互換機自作 ホスト名 chappy(チャッピー,我が家の飼い犬の名前を拝借)
マザーボードASUSTeK P/I−P55T2P4 Rev3.01
CPUP54C 133Mhz(クロックアップにて166Mhz動作)
メモリEDO−DRAM 16MX4(64M)
FDドライブTEAC FD−235HG(3モード)
HDドライブEIDE:QUANTUM FB 2100AT(2.1GB)X2
EIDE:WESTERN DIGITAL 31200(1.2GB)X1
SCSI:FUJITSU(1.0GB)X1
CD−ROMATAPI:TOSHIBA XM−560B(8倍速)
ビデオカード#9 Motion 771 VRAM 4M
SCSIカードTEKRAM DC390
LANカードISA NE2000互換
モデムカードHITACHI(33.6K)内蔵モデム
サウンドカードSound Blaster16 + WAVE Blaster
ケース5”X3,3.5”X3 250W電源

 どこといって特徴のない素直なマシンです。使用パーツもそこそこの有名どころを集めていますが,何しろ技術革新の早い世界ですので各パーツはもう既に古くなっています。サウンドは,ドーターカードのWAVEブラスターを載せてWAVEテーブルMIDI音源としています。これにMIDIキーボードを接続して時々楽器演奏を楽しんでおります。

 このマザーボードは,バスクロックに83Mhzの設定が可能です。このため66MhzX2.5の設定では166Mhz動作をしない最近の133MhzCPUでも166Mhz(83X2)で動作させることが可能です。

 一般的に自作用のケースは,前面があっさりしすぎていて寂しいものです。そこでLEDレベルメータ工作キットを日本橋の共立電子で購入,これを改造してケース前面に取り付けています。サウンドブラスタで音楽を演奏するとケース前面のLEDがパカパカと賑やかに点滅します。ちょっと一昔前のオーディオ機器の雰囲気です。



PC/AT互換機自作 ホスト名 chappy2(これもチャッピー)
マザーボードRISE R528
CPUP54C 90Mhz(クロックアップにて100Mhz動作)
メモリEDO−DRAM 16MX2,FP 8MX2(48M)
FDドライブTEAC FD−235HG(3モード)
HDドライブEIDE:WESTERN DIGITAL 3420(420M)X1
SASI:FUJITSU(40M)
CD−ROMATAPI:VERTOS VH0400(4倍速)
ビデオカードDIAMOND STEALTH 64 PCI VRAM 2M
LANカードISA NE2000互換
サウンドカードOPTi 82C930(SBPro互換)
ケース5”X3,3.5”X4 145W電源

 このマシンの特徴は,マザーボードとSASIドライブです。このマザーボードは秋葉原や日本橋のショップではめったにお目にかかれない代物です。というのも秋葉原のショップ「A-Master」のみで取り扱っていたもので,Triton2チップセット,512KのPBSRAMキャッシュメモリ付きでなんと10,800円という破格の値段で売られていたものです。
 このマザーボードは「RISE」社のものですが,最近は「A-Master」だけでなく他のショップでも扱うようになりました。

 DOS/VマシンのHDドライブは(E)IDEかSCSIの2種類しか接続できないはずなのですが,なぜかSASIのドライブが繋がっています。このSASIドライブは,PC−9801RXに内蔵の40Mドライブです。PC−9801RXに見切りをつけて取り外した部品の有効利用をするべく,なんとプリンタポートに接続しています。DOS/Vマシンのプリンタポートは双方向通信可能ですので,ソフトウェアを工夫すればこんなことも出来てしまいます。

 またこのマシンは安く仕上げる事を目的に,CPU,ビデオカードは中古品を購入し,サウンドカードは5,800円の怪しげな物を調達しています。ケースは電源なし3,800円の物を購入しFMV466D3マシンから外した電源ユニット(145W)を載せています。420MのHDDもFMV466D3からの流用です。
 最近では,サウンドカードはISAのものなら3D機能付きで3000円以下と超破格の値段のものが随分と出回っています。NICもISAのNE2000互換カードなら2000円以下となっており,本当に安く購入できるようになりました。

PC-9801RX/FMV466D3合体改造 ホスト名 chappy3(なんでもかんでもチャッピーなんです)
PC−9801の顔をした正真正銘のDOS/Vマシン

人呼んで「98DOS/V」 !

PCの自作改造もここまですればもう言うこと無し。
マザーボードFMV466D3から流用
CPUAMD5x86−P75(クロックアップにて150Mhz動作)
メモリFP 16MX2,4MX2(40M)
FDドライブTEAC FD−235HF(2モード)
HDドライブEIDE:WESTERN DIGITAL 3360(360M)X1
CD−ROMSBインタフェース:Panasonic CR−562(倍速)
ビデオカードDIAMOND Viper VLB(2M)
LANカードISA NE2000互換
サウンドカードSOUND BLASTER16
ケースPC−9801RX(電源込み)を流用

 このマシンは,PC−9801RXの筐体を流用したDOS/Vマシンです。既にジャンクとかしていたFMVのマザーボード,これをなんとか復活させるべく回りを見渡して見ると,もう時代遅れとなった80286CPUを積んだPC−9801RXがありました。このケースと電源を使えばなんとかなるのではないか,98の仮面をかぶったFMVもおつなもの,NECとFUJITSUの合体マシン,さぞ強力なマシンになるのではないかと取り組み始めて一週間,写真のようなマシンになりました。

 改造の詳細は,PC−9801RX改造記を見て下さい。


PC9801NST ホスト名 pc98nst
 唯一のメーカ製純正マシン,80386CPUを搭載したノートパソコンです。HDDは120Mと今では小容量のハードディスクですが,これでもちゃんとBBS「ATLAS]のホストマシンとして活躍しています。
 BBS「ATLAS」は登録会員数1,000名強を擁するれっきとしたパソコン通信ネットです。このマシンは,その4代目ホスト局として24時間休む事無く稼働してくれました。

 草の根BBS「ATLAS」(dvanced ecommunication All round ervice)は,1989年3月1日に開局。掲示板,電子会議,電子メール,フリーソフトウェアライブラリのサービスを提供し,世の中のパソコン通信ブームにのり,登録会員は1,000名を越す程に成長,一日のアクセスも相当なものとなりましたが,昨今のインターネットブームの台頭により,アクセスも減り,会員の延びも期待できない状況となりました。このため,1997年3月末日をもって活動を停止しました。雑誌等のパソコン通信ネット局の案内では現在休止中となっていますが,事実上閉局状態にあります。


 ホスト局に使用した歴代マシンは次のとおりです。

初 代
 PC−9801M2,8086CPU,40MB外付けHDD,モデム速度1200BPS,N88Basicによる自作ホストプログラムで運用開始,1年後にN88BasicからQuickBasicに変更

2代目
 PC−9801VM,V30CPU,モデム速度2400BPSに増強,ホストプログラムはC言語にて全面書き換え,安定度が格段に向上。

3代目
 PC−9801RX,80286CPU,40MB内蔵HDD+100M外付けHDD, モデム速度14,400BPSに増強

4代目
 マシンルーム(?)の省スペース化のためにPC−9801NST,80386CPU,内蔵120MHDDのノートマシンに全面移行

4代目マシン98NSTもガタがきてしまいました。液晶ディスプレィが点きません。これではホスト局のメンテナンスも出来ません。これも閉局とした理由の一つです。


  戻る