住吉台〜五助山〜ガーデンテラス〜番匠屋畑尾根〜湯槽谷峠〜高尾山〜水無山〜鬼ケ島〜有馬口 2011.8.13


     五助山に登ったのは、2007年4月15日 なので、もう4年以上登っていないことになる。今日は、 耐暑登山として久しぶりに五助山に行って見ることにした。五助山からガーデンテラスに出て、 その後は、前回と同様に水無山から鬼ケ島を縦走することにした。

     五助山登山道の取り付きは、前回と異なる場所を探して、五助堰堤上部の右岸河原を彷徨って みたが、明確な取り付きを発見できず、諦めて住吉道の右岸道から取り付くことにした。以前に水晶谷 を目指して右岸道を歩いた際に見つけておいた取り付きだ。

     右岸道は現在通行禁止だし、五助山への道も熟練者向きとなり、こちらの道も今は歩く人も 少なくなったためか、整備がされていないようで丸太の道はところどころ崩壊していた。

     この荒れた道も一度尾根に乗り上げた後は、明確な一本の山道となり、背丈程の熊笹に覆われた所も 何か所かあったが、迷わずに登って行け、本来の登山道に無事に合流した。

     後は、一度通った道。五助山頂上で小休止の後、770mピークを経由、迷うことなく登って行けて、 縦走路に飛びだして今日のコース前半は無事終了。一度ガーデンテラスに向かい、早目の昼食を取る。 いつものとおりに醤油ラーメンとご飯を注文し、塩分補給とエネルギー補給を行う。

     極楽茶屋跡前から番匠屋畑尾根へと進み、湯槽谷峠を登り返して、湯槽谷手前の分岐を高尾山へと 進む。高尾山頂上で休憩した後、水無峠へと急斜面の道を下る。峠から登り返して水無山頂上に出る。 再度休憩の後、一気に鬼ケ島を目指す。鬼ケ島頂上から急斜面の道を下ること30分程で、林道に 下り着いた。

     水無川の川辺に降りて、冷たい川の流れに浸したタオルで、汗に濡れた体を拭き、畔で体を休める。 20分程涼んだ後、シャツを着替えてさっぱりとしたところで、林道を有馬口へと下って行く。

     歩くこと20分弱で有馬口駅に着き、今日の行程を無事に終える。

    JR住吉駅南、2号線沿いバス停からくるくるバスに乗る。 住吉台団地「エクセル東」バス停で降車。ここから歩きだす。
    団地北東角を真っ直ぐに山道へと進む。


    少し行くと道の右手から住吉道が合流する。真っ直ぐに五助堰堤を目指す。
    打越峠・八幡谷、石切道、住吉道の分岐に着く。


    五助堰堤は住吉道方向に進む。
    住吉川氾濫による水害と五助堰堤の説明板。これを読めば堰堤の必要性が判る。 住吉道の説明板。その昔有馬温泉へのメイン道路だったらしい。


    五助堰堤前に到着。右岸を巻いて上がる。
    五助堰堤を右岸上部から見下ろす。


    堰堤上部は土砂が堆積し、湿地の河原となっている。木道で渡る。


    木道を渡り、少し進むと左手方向に五助山への道の取り付きがある。
    この沢を渡った所に取り付きがある。今日は、ここは避けて別の取り付きを探すつもり。


    木道の道をさらに進むと左岸方向へと道が分岐する。そこを左に右岸へと進む。


    左手を見上げると、先に見た取り付きから登った場合に歩くことになる荒れたナイフリッジを見ることができる。 こちらも崩壊していてナイフリッジを歩くのは危険だ。


    右岸の河原を更に奥へと進み、取り付きを探すが見つからない。諦めて戻ることにした。
    住吉道へと戻り左岸を進むことにする。


    昔の石畳の残る道をしばらく進む。
    右岸への分岐点が見えてきた。


    この先には進まないようにとの警告札があるが、無視して右岸道へと進む。
    渡渉して向こうに渡る。


    右岸道を少し進むと、道標が立つ分岐点に着く。
    左は熟練者向きの道とある。この左の道が五助山への取り付きとなるはずだ。


    左の道へと進んで行く。
    丸太で整備された細い道が現れる。以前はよく歩かれていた道のようだ。 暫く登って行くと、完全に道が崩壊してしまった所に出た。ロープの垂れる正面の道なき斜面を登って行く。


    すぐに明確な尾根道となる。
    熊笹が覆い隠す所もあるが道を外すことはまず無い。道なりに登って行く。


    本来の五助道に合流する。ここから右手に折れて斜面を登り切れば五助山頂上のはず。


    少し登って振り返ってみたところ。下って来た時は、真っ直ぐに進むのが正解。


    五助山頂上に到着。


    頂上からの遠望。芦屋ゴルフ場が良く見える。
    頂上を後に先に進む。途中のピークからガーデンテラス方向を望む。まだまだ遠い。


    ここは、地形図の770mピーク点。
    誰が付けたか770mピークの目印。


    ピークから一旦下り、ここから最後の登りとなる。
    東の天狗岩の下を通過。正面左の岩場を乗り越えて進む。


    天狗岩を裏側から見た所。休憩はしないで先に進む。
    熊笹に覆われた斜面を登りきるとガーデンテラスからの縦走路に飛びだす。


    道標のある所、左の斜面から飛びだしてきた。(縦走路から見る)


    一旦ガーデンテラスへと進む。
    ガーデンテラスからの遠望。今日は霞んでいて今一だ。


    今登って来た五助山を見る。
    フードテラスでラーメンとライスの昼食を取った後、縦走路に戻り極楽茶屋跡へと進む。
    先ほどの五助山への道の分岐を通過。


    極楽茶屋跡前を通過。


    案内板を見る。高尾山経由して水無山に向かう予定。道は描かれていないが、ハイキング道はちゃんとある。 紅葉谷との分岐を真っ直ぐ左に番匠屋畑尾根へと進んで行く。 番匠屋畑尾根の途中にある案内板で現在地を確認。


    ロープウェーが交差する箇所を通過。
    鉄塔を見上げる。ロープウェーの通過を待ってみようかと思ったが止めて先に進む。
    番匠屋畑尾根の4等三角点を通過。


    三角点は道のかたわらにある。
    三角点から少し歩くと湯槽谷峠に着く。
    峠の位置を案内板で確認。


    峠から急傾斜の道を湯槽谷へと登って行く。登り切った所にある道標の立つ分岐点を左に折れて高尾山へと進む。


    平坦な道を暫く進み、その先で一旦下り、鞍部から登り返すと高尾山頂上に着く。
    739m高尾山頂上。


    頂上から西に延びる道は仏谷峠に下る道。 頂上から北に下る道が、水無峠を経て水無山に至る道。頂上で少し休憩した後、この道を下って行く。
    急傾斜の道を下って行くと水無峠に着く。


    峠を東側から見た所。左から下って来た。水無山は右の斜面を登る。正面向こうに下ると深戸谷だ。 水無峠から斜面の尾根道を登りきると水無山頂上だ。ここでも小休止。次に目指すのは鬼ケ島頂上。


    頂上らしくない頂上、鬼ケ島を通過。


    鬼ケ島頂上から、急斜面の道を下ること30分弱で水無川沿いの林道に下り着く。
    林道側から見た鬼ケ島への登山口。


    案内板を見る。又の機会に水無滝を見に行ってみたい。 林道から川辺を見下ろして見ると休憩に良さそうな場所であった。 早速川辺に下り、汗で濡れた体を川の水で洗う。20分程体を休めた後、出発する。


    林道をてくてくと有馬口の住宅地目指して下って行く。 阪神高速の高架をくぐり、住宅地の道を進んで行くと神戸電鉄有馬口駅に着いた。今日のハイキングはここで終わり。


     各地点の到着時刻、所要時間は次のとおり。

    住吉台(くるくるバス停) 7時58分出発
     〜(20分)〜五助堰堤 8時18分通過
     〜(21分)〜住吉道右岸道分岐 8時39分通過
     〜( 5分)〜五助山登山道取り付き 8時44分通過
     〜(41分)〜五助山頂上 9時25分着、9時33分発(8分休)
     〜(36分)〜770mピーク 10時9分通過
     〜(29分)〜ガーデンテラス 10時38分着、11時5分発(27分休)
     〜(11分)〜極楽茶屋跡前 11時16分通過
     〜(25分)〜番匠屋畑尾根ロープウェー通過点(鉄塔地点) 11時41分通過
     〜( 8分)〜番匠屋畑尾根三角点 11時49分通過
     〜( 8分)〜湯槽谷峠 11時57分通過
     〜(10分)〜湯槽山・高尾山分岐 12時7分通過
     〜(14分)〜高尾山 12時21分着、12時30分発(9分休)
     〜(11分)〜水無峠 12時41分通過
     〜( 5分)〜水無山頂上 12時46分着、12時53分発(7分休)
     〜(13分)〜鬼ケ島頂上 13時6分通過
     〜(25分)〜林道川畔 13時31分着、13時51分発(20分休)
     〜(18分)神戸電鉄有馬口駅 14時9分着

     歩いた距離:約10.2km

    (青線のルートの取り付きが判らず赤線のルートを歩く)