Mercedes Benz C220


Three Pointed Stars マークⅡが10年を過ぎた頃から買い替えの話題が家族の中で頻繁に起こるようになりました。新型マークⅡの案内も貰っていることだし、そろそろ乗り換えようか、外車もいいよね、ワーゲン、BMW 、あるいはベンツにする、などなど。

C220  そんな時、ベンツ中古車の格安セールの折込チラシが新聞に入りました。よく見ると、今まで全然気が付かなかったのが不思議なくらい自宅からそう遠くない所にそのお店はあります。早速、下見に出向きました。手の出せそうな候補の車は、C200, C220, C280 の3台です。一目見て納得、無難に真ん中のC220に決めました。こうして、平成13年12月末に我が家にベンツがやってきました。

 乗っていたマークⅡは、廃車の予定だったのですが、他県に住む兄に譲ることになりました。兄の乗っているGX-71のクレスタが車検切れになるのを機会に、クレスタを廃車し、代わりに私のマークⅡに乗り換えるというのです。今は、兄の娘(姪)が乗り回しているようです。

c220  C220 も、小型クラスではありますが、れっきとしたベンツです。それなりにベンツらしさの特徴を備えています。ハンドルは国産車よりもちょっと大きく太く、アクセルは、バネが強いのでしょうか、重いです。踏むぞという気で踏まないと、国産車のように軽く踏んでいては動きません。

room  ワイパーが2本ではなく、いやにばかでかい一本のワイパーで出来ています。中央に取り付けてあり前面ガラスの運転席と助手席の両席分をふき取るために長さが伸縮します。ドアミラーにも特徴があります。ミラーの外側4分の1程は曲率が大きくしてあります。より広い視野を写し出そうという配慮だと思いますが、私には、ちょっと見づらいです。普通のミラーの方がいいです。

 バッテリーもこのクラスの大きさにしては、一回り大きなものを搭載しています。この搭載位置がまた変わっています。ボンネットの中ではなく、後部トランクの床下に搭載しています。

 その他にも、ドイツ車特有の特徴として、ディスクブレーキのパッドからダストがたくさん出ます。ブレーキの効きを良くするためにパッドが柔らかく作ってあり、ローターとこすれてダストがたくさん出るようです。このダストで前輪のホイールがすぐに真っ黒になります。ベンツのブレーキは、本当に良く効きます。

 他にもこまごまと国産車との違いがありますが、なんといってもベンツの走行中の安定感というものは、このC220でも十二分に感じさせてくれます。ハンドルから伝わってくる剛性感はなんともいえず、まさにベンツならではです。


カタログ
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【C220諸元表】


 ベンツは「良くトラブル」なんて言う人がいますが、果たしてベンツは壊れやすい車なのでしょうか?
 C220の今後のメンテナンス記録を残して行こうと思います。