フロッピーディスクの価格が充分な値下がりをしたためか、それとも読者層の購買意欲をかきたてるためか、最近のパソコン雑誌には、おまけのフロッピーディスクが付くようになった。先日発売された『ネットワーカー』秋号には、6月の夏号同様、また、おまけフロッピーが付いた。Oh!PC10月01日号にも付いている。
同じ値段を出して本を買うなら、誰でもおまけつきを買いたくなるのが、当り前の心境。読者の購買意欲をうまくくすぐってくれる。私なども、Oh!PCを、つい買ってしまった。さらに、Oh!PCは、9月30日発売の10月15日号にもおまけフロッピーが付くらしい。当然、次回のネットワーカー冬号にもおまけが付くことは、間違いあるまい。(ネットワーカーは、値段からして、当然のことかも)
このおまけフロッピーの内容がまた面白い。米国当りでは、プレゼンテーションソフトが、今流行だとのこと、ネットワーカーのおまけフロッピーには、アスキーPCSのシミュレーターソフトが入っている。これなどまさに、PCSのデモ、あるいはプレゼンテーションと見てとれないこともない。そういえば、前回の夏号では、通信ソフト「まいとーく」のデモが入っていた。フロッピーのおまけは、単に、フロッピーの値下がりだけでなく、米国でのパソコンによるプレゼンテーションの流行の影響であるのかも知れない。
この手のソフトを見た会社のFくんが、「これは、一人上手ですかねぇー。」と言った。なかなか、言いえて妙な発言である。