会社からの帰宅途中、バスを降りて家へと向かっているとき、ふと空を見上げると流れ星が一つ流れた。赤い尾を引き、スーッと流れ、一際明るく成ったと思う間もなく消滅した。どういうわけかこちらに住むようになってから流れ星にちょくちょく出くわす。
流れ星を見た思い出は、中学時代を最後に、こちらに住まうまで全然ない。天文書籍やその他の類の雑誌によれば、晴れた夜には20〜30分じっと空を見上げていれば、たいがい流れ星の一つや二つ見ることが出来ると書いてあるが、今までさっぱり。滋賀、岐阜、大阪、西宮とあちこち移ってきたが、運がないのか見たためしがない。ここ六甲山系の裏手では、空気も済み標高も若干あるためか、流れ星発見の条件がよいようだ。山手にはUFOも現れやすいとか。ひょっとしたらUFOにもでくわすかも知れない。
さて、流れ星といえば願い事。残念ながら、珍しく見るものだから、見とれていて願いをすっかり忘れている。この次見られる時には素適な彼女にでも出会える事でも念じてみようか。