六甲全山部分縦走 3/3(ゴルフ場〜宝塚) 2014.11.3


     第1回第2回と進めてきた六甲全山部分縦走も今日の3回で以って終わりとなります。今日は新たなメンバーとしてHさんが加わりました。私を含め4人での縦走です。

     前回の終点となった六甲ケーブル下駅から油コブシ道を登り、ゴルフ場へと上がって全山縦走路に出ました。ここからガーデンテラスに向かいます。

     ガーデンテラスでは、展望台から阪神市街の街並みが一望できます。少し景色を堪能した後、最高峰に向けて出発です。

     最高峰までの道は、車道は避けて忠実に山道を歩きました。車道を幾度か横断し最高峰手前では急な階段道を登ります。最高峰について見ると、次から次とハイカーが登ってきます。時間的に芦屋川から登って来た人たちと思われます。

     今日は3連休最後の晴天日より、待ちに待ったハイカーがどっと繰り出してきていると思われます。一軒茶屋にて昼食休憩を取りましたが、茶屋の横の七曲りでは、途切れることもなくハイカーが上がってきます。

     今日も歩き出したのが8時30分と早かったこともあり、時間余裕は十分にあります。茶屋にてゆっくりと休んだ後、東六甲縦走路へと向かいました。

     東縦走路に入ると、船坂峠までは相変わらず足場の悪い箇所が随所にあり、慎重な足運びが要求されました。前日までの雨で道がぬかるんでいるかと心配していたのですが、幸いなことにそんなこともありませんでした。

     六甲のあちらこちらで水害の影響が出ていますが、こちらでも一箇所だけ路肩が崩れ道の半分が無くなっているところがありました。迂回路が設定されていましたが、来週の全山縦走大会が心配です。大会では、このあたりを歩く時は、既に闇の中です。足元を照らすヘッドランプだけでは心元ないです。多分ボランティアが立って誘導してくれるのでしょう。

     道案内を兼ねて体力的に弱い一番年長の私がずっと先頭を歩いていたのですが、船坂峠からは、一本道ですので先頭をHさんに交代しました。するとHさんの足の速いこと。付いて行くのが大変でした。Hさんは、社会人の水泳大会に会社代表として出場するぐらいですから心肺能力も高く4人の中で一番若いのですから当然です。

     大平山の車道からは、私が先頭を歩かせて頂きましたが、大谷乗越からは、またHさんに先頭を歩いてもらいました。ただし、こんな調子で歩いていると宝塚での温泉やその後の打ち上げがあまりにも早くなりそうな気がして少しペースを落し気味にしてもらいました。

     この後、岩倉山手前の展望所で景色を楽しんだりしながら順調に塩尾寺の前へと下ることが出来ました。時間もあることですので塩尾寺に立ち寄ってみました。

     塩尾寺からの下りの舗装路の急な坂道は、疲れた足にきついものがあります。自然と足運びも慎重になります。なんとか無事に湯本台広場のゴールに着いた時はほっとしました。

     この後近くのナチューレスパでゆっくりと温泉に浸かり汗を流した後、駅前の中華料理屋で走破記念の打ち上げを行いました。すきっ腹にビールと餃子がうまかったです。

     もう今日は、サイコーの一日でした。さて皆さん、次回はどこに行きますかな?


    8:21 前回の終点となった六甲ケーブル下駅から今日は歩き出します。 ケーブル下駅から舗装路の坂道を登り、有料老人ホームが立ち並ぶ所を突き当たると、そこが油コブシの登山口です。 登山口から石の階段を少し登ると山道となります。


    この道標の立つ所で右の道に進みます。左の道より少し近道になります。 関電鉄塔の巡視路に合流します。ここを右手の方に進みます。 高羽道(真っ直ぐ)と油コブシ道(左に上がる)の分岐です。左の道を登って行きます。


    急登な丸太階段道を登り詰めると頂上手前の展望広場に到着します。 ここからは阪神の街並みをよく見渡せます。神戸方面を見ています。 同行の左から、Tさん、Hさん(今回から参加)、Sさんもここからの素晴らしい景色に見とれてました。後方のピークが油コブシ山頂です。


    油コブシ山頂を通過します。三角点がここにはあります。ここから先は、水平な道が暫く続きます。 渦ガ森に抜ける寒天山道分岐(右に折れる)をやり過ごして真っ直ぐに進みます。 9:26 登り始めて1時間ほどで油コブシの下山口に登り付きました。車道に沿って右に進みます。


    サンライズドライブウェイの交差点を横断し、向こう側のゴルフ場へと上がる道に入って行きます。ドライブウェイの右側は、いまだに通行止め状態でした。 9:41 ゴルフ場の駐車場へと登って来ました。高級車が留まっています。ここからは全山縦走路となります。右にガーデンテラスへと進みます。
    ガーデンテラスに着きました。


    ガーデンテラスの展望台から眼下を眺めるHさん、Sさんのお二人。 こちらはTさん。向こうに見える無線鉄塔は、右が西おたふく山、左が最高峰です。景色を堪能した後、出発です。 ガーデンテラスのバスの駐車場の端から山道へと入ります。


    10:20 極楽茶屋前を通過します。
    縦走路は、登ったり降りたりを繰り返し幾度か車道を横断して六甲山最高峰へと登って行きます。ここは、もう最後の頂上広場手前の所です。 10:56 最高峰に着きました。仲良く四人で記念撮影です。この後、一軒茶屋に下って昼食休憩を取りました。


    11:44 一軒茶屋を後にして東六甲縦走路に向かいます。時間余裕は十分にあります。 赤く色づいた樹木。山頂付近はもう紅葉が始まっていました。
    11:58 東六甲縦走路取り付きです。


    取り付きに立つ兵庫登山会設置の看板、随分と傷んできました。宝塚まで12キロとありますが実質は10キロ程です。
    12:11 水無山山頂付近を通過です。
    12:31 船坂峠を通過です。ここに、一人の女性ハイカーが佇んでおられました。山ガールブームでしょうか、最近は一人歩きの女性それもお若い方が増えてきました。


    12:49 大平山の無線局保守道路に到着です。左手の山の中に山道があるのですが一度しか歩いたことがなく不案内なために車道を歩くことにしました。 この先右手から車道を離れ山道に下ります。
    13:07 大谷乗越に下ってきました。


    ゴールの宝塚で入浴するには、時間余裕がありますので、ここで少し休憩をとりました。道路向こうから下ってきました。 ここは、岩原山頂上の登り口です。頂上は樹林の中で景色も望めませんので案内は止めにしました。


    13:46 譲葉山を過ぎ、「ゆずり葉台」への下り道を通過すると、岩倉山手前に展望のきく所があります。甲山や阪神競馬場が眼下に見えています。手前のピークは行者山です。


    岩倉山頂上は縦走路から少し入った所にあります。立ち寄ってみました。祠の前に三等三角点があります。 14:09 塩尾寺に到着です。縦走路の山道部分はここで終わります。参拝に立ち寄ってみました。今日は何かの行事があったようで境内は賑やかでした。 14:47 湯本台ゴール地点に無事到着です。18キロも歩いてくると流石に足が疲れます。通りすがりの山ガールにシャッターを切ってもらいました。


    ゴール手前にあるナチューレスパに駆け込み汗を流します。洗面用具は全てありますので手軽にお湯が楽しめます。男性は、800円、女性は1,000円と男性には嬉しい価格です。 宝塚駅前のソリオの地下にあるaaで全山縦走走破記念の打ち上げをやりました。この日は餃子半額セールでしたので餃子は、都合10人前を食べました。他の料理もおいしかったです。


     各地点の到着時刻、所要時間は次のとおり。

    六甲ケーブル下駅 8時21分出発
     〜( 9分)〜油コブシ登山口 8時30分通過
     〜(30分)〜油コブシ展望所 9時0分着、9時4分発(4分休)
     〜( 4分)〜油コブシ山頂 9時8分通過
     〜(18分)〜油コブシ下山口 9時26分通過
     〜(15分)〜ゴルフ場 9時41分通過
     〜(15分)〜ガーデンテラス 9時56分着、10時9分発(13分休)
     〜(47分)〜六甲山最高峰 10時56分通過
     〜(14分)〜一軒茶屋 11時10分着、11時43分発(33分休)
     〜(15分)〜東縦走路取付 11時58分通過
     〜(69分)〜大谷乗越 13時7分着、13時14分発(7分休)
     〜(32分)〜岩倉山手前展望所 13時46分着、13時52分発(6分休)
     〜(17分)〜塩尾寺 14時9分着、14時12分発(3分休)
     〜(35分)〜宝塚湯本台ゴール 14時47分着


     歩いた距離:約18.5km